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17 mai 2004

回避的コーピングは,身体的パニック症状と自己報告される不安を予測する

従来の理論や研究では,パニック障害の認知的・学習的な側面とその役割について多くの研究がなされてきたが,こういった症状にどう対処(コーピング)しているかに関しては,あまり注意が払われていなかった。Spira et al.はこの点を検討した。

一般大学生の参加者に,「ストレスコーピングCOPE」「不安感受性ASI-R」の質問紙に答えてもらった後に,パニックの原因となる「二酸化炭素10%」空気を吸ってもらう実験を行い,その後「パニック症状経験度DSQ」,主観的不快指数SUDについて答えてもらった。実験中は心拍,皮膚コンダクタンスを測定した。

ステップワイズ重回帰分析によると,
DSQの身体的症状得点と,SUDは,COPEの"回避的コーピング得点"によって予測され,
DSQの認知的症状得点は,ASI-Rの"心臓症状への恐れ得点"によってのみ予測された。
 なお,生理指標の値とCOPE,ASI-Rとの間には,有意な相関関係は認められなかった。

パニック症状のうち,身体的成分と主観的なパニック状態は,コーピングのタイプによって規定されているかもしれない。

Journal of Anxiety Disorders 18(3): 309-323, 2004.
Spira AP et al.
Avoidance-oriented coping as a predictor of panic-related distress: a test using bilogical challenge.

Journal's abstract

Nonclinical student sample(N=80);
Experiment, no-comparative group;
correlation, multiple regression(stepwise)

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