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14 févr. 2005

[卒論 採点方法]検索者へ

ビクビクしている(または,いちゃもんつけたい)卒論生か,
何か決めたい教員側か。

私の知るところでは,
 戸田山和久『論文の教室』(NHKブックス)
  「巻末豪華四大付録」 C ここだけのインサイダー情報:論文の評価基準
というのがあります。これを見ればよいでしょう。


卒論は「大論文」だそうで,★ひとつもクリアしなくてはなりません。
(他に最低限の★★★,良い★★という条件も書かれています)
 ・扱われているテーマにオリジナリティはあるか
 ・先行研究はきちんと把握されているか
 ・問いの立て方,主張,論証に斬新な視点やオリジナリティはあるか
がこの「付録」では求められています。

オリジナリティを出すためには,先行研究を把握しておく必要があるわけで
(つまるところ,問題点か対立点か未知点を拾って,論文としては
 それらの点についてあれこれ格闘して-できれば独自な-ケリをつけることが必要)
結局「内容と方法がちゃんとしていて,オリジナリティ」ということが卒論には求められているのです。

ほんと,便利で役立ちかつ実践的な本ですね。
昨年,「人間研究実習」という授業でクラスの学生には薦めました。


最近出版された,
同じ著者の『科学哲学の冒険』(こちらもNHKブックス)も面白そう。
さわりだけ読みました(読めました)
~はやく春休みにならないかなぁ。少しは時間的かつ精神的な余裕もできるでしょう。


余談。
なぜ『~の冒険』というタイトルの本は多いのか。
たしかに,『~への招待』とか,『~入門』とするといかにも教科書っぽい。
気の向くまま行きたいところへ行ける(=言いたいことが言える)感じがする。
そして,未知なる世界へのチャレンジを装うことは
売り上げをアップさせるのだろうか。

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