臨床心理学演習Ⅰ(学類)1-3
「実験」デザイン。
・何を比べるか...GROUP(人),TASK/CONDITION(何),TIME(時)
・独立変数,従属変数,被験者間要因,被験者内要因
~毎度のことながら,実験デザインを「図解」するトレーニング。
これだけ読むと,「どこが臨床心理学なの」と思うわけですが,
内容は少しは関係あるんです。
抑うつと気分一致効果について,学びました。
本日のおみやげ「論文検索のしかた」
サイエンスざんす,という補足。
RSSリーダーとかで,「臨床心理」をキーワードにしてる方々には
この記事もひっかかるのでしょうけれど。
臨床心理=カウンセリングとか心理療法とか援助とか実践とかだけだと思ってません?
それは大事,それは必要,ではあるけれど。
それだけでは,ココロモトナクありませんか。
それだけでは,学として不十分かもと思えませんか。
なんで実験?とか思ったりしていません?
自分はcool side側です。
「なぜそうなるんだろう?」を知りたい。
そして,そのメカニズムに基づいた援助のあり方を考えたい。
○○派とか○○療法を 好きとか嫌いとか信じるとか信じないとか近いとか遠いとか
言い合っているような世界には入りたくない。根拠のない議論もどきはまっぴらごめんです。
「臨床心理学」の「研究」だって当然あるしもっと必要だし,
さらに「実験的に」研究することだってできるんだということを知っていただければ。
心理学はサイエンスざんす。
心理・術(アート)だけじゃない。
...とまあなぜか,意見表明。
あえて敵を増やすようなことを言わなくてもいいのだけれど。
なんというか,この授業の背景にある思想なもので。
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