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20 mai 2005

An050520

An050520-1 blushing; social phobia [z1]
Do blushing phobics overestimate the undesirable
communicative effects of their blushing?

※ 赤面恐怖傾向者はその顕在効果revealing effectを過度に見積もるという仮説の検証。
   赤面可能性probabilityと望ましくない結果のコストについては高く見積もったが,
   それらのバイアスが赤面であることを顕わにすることで高まる,ということはなかった。

An050520-2 OCD; frontal lobe; neuropsychological [z1]
Neurocognitive impairment does not predict treatment
outcome in obsessive-compulsive disorder.

※ 強迫性障害の治療効果を,あらかじめ行う神経認知機能障害(=神経心理学的障害)
  で予測できるかどうか?いくつかの例外はあるが,全体としてはNO(予測できない)。

An050520-3 category-specificity [x1]
Category-specific naming effect in non-brain-damaged individuals.
※ 健常成人にみられる,カテゴリー特異性効果の検討。
  年齢があがると,生物の呼称namingが落ち(年齢の効果),
  若い男性は女性に比べて非生物の呼称が良好(性別効果)。
  ...ということで,カテゴリー特異的な障害の症例報告では,加齢の効果も考慮が必要。

An050520-4 category-specificity [x1]
Semantic processing of living and nonliving concepts across
the cerebral hemispheres.

※ カテゴリー特異的な意味記憶障害にかかわる左半球・右半球間の相違。
  健常成人で。右半球は非生物カテゴリーがニガテ。生物カテゴリーは半球差なし。
  でも左半球も非生物カテゴリーは生物カテゴリーよりニガテという結果も出てるし...
  → # そんなすっぱりと分かれるような単純なシロモノではない。

An050520-5 object recognition; semantics; visual agnosia; motor knowledge [x1]
The role of sensory-motor information in object recognition:
evidence from category-specific visual agnosia.

※ 生物カテゴリー優位な視覚性失認の症例報告。
   非生物カテゴリーでも,感覚運動情報が使えるようなものであれば,認知が良好。

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