これで京都へ,9月下旬
本日がエントリーの締切日だったのですが,
締切時間が12時(正午)(公称)だったとは,本日知りました...
種々危ない橋をわたりながらも,なんとか登録完了しました。
~登録番号はフタケタでした~
「遂行機能障害」カテゴリー,
「ポスター発表」(予定)にしました。
※ 正式には,「演題が受理された場合には」,これで京都へ,
なのですけど,そこはまあ...
本日がエントリーの締切日だったのですが,
締切時間が12時(正午)(公称)だったとは,本日知りました...
種々危ない橋をわたりながらも,なんとか登録完了しました。
~登録番号はフタケタでした~
「遂行機能障害」カテゴリー,
「ポスター発表」(予定)にしました。
※ 正式には,「演題が受理された場合には」,これで京都へ,
なのですけど,そこはまあ...
タイムリーな,BIIネタ。
An050530-1 Disgust sensitivity; BII fears [z3]
Can the sex differences in disgust sensitivity account for the
sex differences in blood-injection-injury fears?
※ 嫌悪感受性とBII恐怖は正の相関がある。
女性の方が,BII恐怖および嫌悪感受性が高い傾向がある。
をうけて,mediational testの結果,
嫌悪感受性はBIIの素因として作用しているようだ。
ここ数週間,よく検索されてますね。
もしかして
京都の学会
対策ですか。時期的に。
こちらも?こちらは?奮闘中です。
出す予定。
内容的には,
「行動の自己制御」は
Either 能力 OR 性格,もしくは
Both 能力 AND 性格 か。
分析的には,
相関とか,
ステップワイズ重回帰分析とか,
交互作用項を投入して階層的重回帰分析とか。
要するに「アナログ神経心理学」「群分けしない系多変量解析」です。
(...アウトサイダーっぽいなあ,われながら)
An050528-1 living vs. nonliving things; sensory vs. functional-associative features [x1][z2]
Evaluating feature-category relations using semantic fluency tasks.
※ 意味記憶の構成にかかわる重要な概念である,
「生物 vs. 非生物」「感覚 vs. 機能-連合」区分を,
健常被験者のsemantic fluency課題で検証(神経心理学的「アナログ研究」)。
An050528-2 tool vs. animal sounds [x2]
Distinct cortical pathways for processing tool versus animal sounds.
※ 対象となるオブジェクトの属するカテゴリーによって,
「視覚」関連皮質が弁別的に活動することはよーーく知られているが,
聴覚ではどうなのか,という問題設定(たしかにあまり多くない)。
→聴覚的にも弁別的な活動が。
とある(いつもの)性格検査を実施体験してみる。
観察も,交互にするあの方法です。
性格のとらえ方・方法論のところですので,
○観察法
面接法
○テスト法(の一部,質問紙法)
まで解説。次回はテスト法の続き。そしてようやく類型論へ
「Alzheimer病にかかるリスクが1.3倍に高まる」
という論文が出ています。ロジスティック回帰分析。
えぇ~
テレビを観ること自体よりは,
社会的な活動や知的に刺激的な活動をする
(これらはリスクを低下させる)時間が減るから,
という解釈。
Brain and Cognitionという雑誌で,このての論文が載っているのは珍しいです。
An050526-1 Alzheimer disease; leisure activity
The relationships between television viewing in midlife and the
development of Alzheimer’s disease in a case-control study.
今回から,質問紙調査系に入ります。
王道,「因子分析」。
だいじなことは,この分析そのものを絶対視しないこと。
解釈可能性こそすべて。
因子分析まで,因子分析,因子分析後の3フェーズを解説(まさに概説)。
一度ですべてを説明できる,わけはない。
精神的回復力(レジリエンス)尺度について学びました。
ネガティブなライフイベントの経験数が多くても,自尊心が高く保たれるのは,
どういう心理特性が関与するか。
論点の整理
1. 方法論
技術的側面 没入的側面
2. 人間存在論
「仮面」など,演じること全般にネガティブな評価
では真の自分?そんなのあるのかよ
3. 能力論
従来はまったく(ほとんど)なし。
技術と考えても,没入と考えても,
「できるかどうか」についてもっと考えないと。
社会的比較,の話です。
自分よりも「上」の人と比較するか,「下」の人と比較するか。
自己高揚とか自己向上とか,
動機論的にではなく,
そのような方向つきの比較傾向そのものは,
精神的健康にどんな影響を与えるのか。
授業されるんですかね,これから。おつかれさまです。
やってみたいなあ,私も,どこかで。いつかは。通年で。
私でしたら,
1. 脳部位と心理機能の対応関係を学習すること(当然;広く浅く)
2. 思考法・考え方を身につけること(書かれていること,の先に進むために;狭く深く)
~いったん,「対応」から離れることが望ましいでしょう
3. 目の前の患者さんその人の症状を理解するための「カンドコロ」を形成すること(究極)
みたいな目標にするでしょう。
1・2なくして3はない。
知識を身につける(つけさせる)ことをおろそかにしてはなりません。
考え方を教えることも必要です。
感覚的にはありそう,納得できる。
しかし,(先行)研究はない。
そこで,これを研究する。
...よい,研究のスタートラインではありませんか。
具体的な「質問紙」,調査のしかたが現在の議論(「卒論指導」という名称)の焦点になっている。
アイデアとしては2種類。
どっちをとるかで,けっこう変わるところ。
「就活」という文脈では,
職業選択(とか職業未決定)の研究
就活における情報収集行動(たとえば)の研究
の間に横たわる,
「目標達成行動」を促進したり遅延させたりする要因とは?
・目標の有無,ある場合ではその位置,範囲とフォーカス,
・意欲
・計画性
in 社会恐怖,
という論文はけっこうあるんだな~
他には,摂食障害とか。
ポジティブな・・・がどんなイメージになるのか,
いわば間接的に,調査中
ネガティブなのって,視覚的な(観察者視点の)&体性感覚的なかんじ。
ポジティブなのって,視覚的のみ?体性感覚的ゼロ?
といった議論。
筑波大学の構内には,
栄養状態のよろしい野良犬さまがウロウロしています。
それが「つくば犬」
以前に比べると遭遇する機会が少なく,
減ったのかと思ってましたが,
近頃またよく見かけます。
今日は自転車に乗った人と並列走行してました。
違和感,まったくなし(笑)
An050523-1 facial affect; observation; exexution [x2]
A common neural basis for receptive and expressive communication
of pleasant facial affect.
※ 「表情」の理解と表出の共通性。
活動部位は,右運動前野・下前頭回弁蓋部,右頭頂弁蓋(SII),左島前部。
~共感とも関係あるかも。
An050523-2 loss of insight; personality [x1]
Self awareness and personality change in dementia.
※ dementiaにおけるパーソナリティ変化の自己認識について。
frontotemporal dementia(FTD)群とAlzheimer dementia(AD)群の比較。
FTD群の方が「他者(親族)」評価とのズレが大きく,AD群はそのズレは少ない。
また,FTD群はポジティブなパーソナリティを過大評価,ネガティブなそれを過小評価。
夏休み,ペナン島旅行の予定でしたが,
変更で,
「クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・
マハーディロックホップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリローム・ラドムウーチャンウェートマハーサターン・
アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」
に,行くことになりました。
An050520-1 blushing; social phobia [z1]
Do blushing phobics overestimate the undesirable
communicative effects of their blushing?
※ 赤面恐怖傾向者はその顕在効果revealing effectを過度に見積もるという仮説の検証。
赤面可能性probabilityと望ましくない結果のコストについては高く見積もったが,
それらのバイアスが赤面であることを顕わにすることで高まる,ということはなかった。
An050520-2 OCD; frontal lobe; neuropsychological [z1]
Neurocognitive impairment does not predict treatment
outcome in obsessive-compulsive disorder.
※ 強迫性障害の治療効果を,あらかじめ行う神経認知機能障害(=神経心理学的障害)
で予測できるかどうか?いくつかの例外はあるが,全体としてはNO(予測できない)。
An050520-3 category-specificity [x1]
Category-specific naming effect in non-brain-damaged individuals.
※ 健常成人にみられる,カテゴリー特異性効果の検討。
年齢があがると,生物の呼称namingが落ち(年齢の効果),
若い男性は女性に比べて非生物の呼称が良好(性別効果)。
...ということで,カテゴリー特異的な障害の症例報告では,加齢の効果も考慮が必要。
An050520-4 category-specificity [x1]
Semantic processing of living and nonliving concepts across
the cerebral hemispheres.
※ カテゴリー特異的な意味記憶障害にかかわる左半球・右半球間の相違。
健常成人で。右半球は非生物カテゴリーがニガテ。生物カテゴリーは半球差なし。
でも左半球も非生物カテゴリーは生物カテゴリーよりニガテという結果も出てるし...
→ # そんなすっぱりと分かれるような単純なシロモノではない。
An050520-5 object recognition; semantics; visual agnosia; motor knowledge [x1]
The role of sensory-motor information in object recognition:
evidence from category-specific visual agnosia.
※ 生物カテゴリー優位な視覚性失認の症例報告。
非生物カテゴリーでも,感覚運動情報が使えるようなものであれば,認知が良好。
「変化」をとらえること
→被験者内要因で複数回測定。
もともとの個人差の影響を排除したいとき。
反復測定分散分析と
共分散分析(←昨年度の経験をもとに導入)
対人ストレス状況における「解決先送りコーピング」の訓練の効果についての論文。
ケース呈示部分の後半。
クライエントの「問題」(とされているもの)が,
(この例の場合)家族で立ち向かうソリューションに
すりかえられているような感じ,という意見とか
problem maintenanceという捉え方について。
手ごわい受講生さんたちです。
検索フレーズって,
意外な組み合わせが発見できて面白いです。
しかし,
ネットで検索するよりも,
無料や有料の就職情報誌とか,
地道に足でかせいでスタンドを見て回る方が早いって。
きっと。
金曜日のことになりますが,
検査・確認だけだったみたい。
とりあえず我が家で大問題になったのは,
「洗濯機をどう入れるか」でした。
洗面台のサイズが変わったので,
そりゃもう(フツーの意味で)頭使いました。
executive function x visuoconstructive abilityとでもいえばいいんでしょうか。
娘は土曜日に,「あっこちゃん」に連れられて戻ってきました。
熱もないし,痛みもだいぶ減っていて,元気元気。
念のため今日お医者さんにも診てもらい,
明日からの保育園登園もオーケーとなりました。
卒論
>4人,サインをし捺印。
決まった順に
・完全主義,社会的比較が精神的健康に及ぼす影響
・「理想自己とのギャップから生まれる劣等感」と「他人と比較して感じる劣等感」
・観察者視点からの自己イメージの違いが社会不安に与える影響
・「自己の将来像」目標の実現過程に影響を及ぼす要因
修論
>サイン捺印は僕ではないんだなあ,こっちは。
・学校生活におけるフラストレーションの生成過程に関する検討
-認知的評価の視点から-
気持ちはわからなくはないのですけど,
疑問型形式の反論。
なんとなくストレスということは,何がストレスか判然としないということで,
尺度にしにくいのでは?
尺度になっているということは,なんとなく,ではなく,少なくともある程度はわかっているということでは?
なんとなくストレスってことはあり得るの?
思考抑制についての論文。
「緑色のフォルクスワーゲンについて考えないようにしてください」
受講されている皆さんはきっと,
思い出したくない「失敗」に関しては,それを思いださないよう「抑制」するときには,
逆説的効果,リバウンド効果を起こさないために,代替思考,
「関連ポジティブことわざ=失敗は成功のもと」
を今後使うことだろう。
そして
「無関連ネガティブことわざ=血で血を洗う」
とは間違っても考えないだろう。
「実験系」論文は次回までになるもよう
(ちなみに次回は,訓練・効果の検討みたいなのにしよう;被験者内要因・反復測定デザイン)
「問題の外在化」です。
externalizing。
ケース提示の部分なので,話がより具体化してきました。
今日,「悪い虫」扱いされたのは,"tension"
(あの上げたりする「テンション」ではなく,緊張感という意味の)。
「問題」焦点ではなく,「解決」焦点であることについて,
いろいろと議論百出す。
今日のディスカッションでは特に,
「問題な子」への対応に苦慮する親など家族とカウンセラーの関わり方とか。
「そりゃ親に問題があるだろう」と感じられてしまうときでも,このアプローチで大丈夫なのか,
みたいなことがら。
「対症療法的」(not「根本治療的」)だということも。
玄関あがったところの「フローリング」化終了。
洋間の「フローリング」化終了。
キッチン吊り戸棚新設終了。
風呂の壁リニューアル終了(天井もやってくれればいいのに,どうせなら)。
玄関下駄箱再設置(新しくなると思っていたが)終了。
風呂トイレ前スペースの床はがし済み(途中・継続)。
風呂・風呂釜はいったん撤去中。
リビングダイニングの「フローリング化」終了。
キッチン「流し台・ガス台」取り替え終了(蛇口の取っ手を上げると水が出るタイプ)。
トイレ床張り替え終了。
風呂トイレ前スペースの床はがし済み(途中)。
玄関あがったところの床はがし済み(途中)。
キッチン吊り戸棚撤去のみ。
玄関下駄箱(って最近言わないのか)撤去のみ。
風呂系未着手。
洋間未着手。
長野の実家で,おたふくご療養・ご静養中のうちの娘ですが,
今朝の電話連絡によると,
・熱は下がってきたようです。腫れはまだまだ。
・(こんなときに)第二ハトレのご様子。
現況イメージ,前正面から見て
□□□■□□
右← →左
□□□■□□
↑
本日完了
# さっそく「屋根に投げるよう」伝えました。
ヘタに投げると,空から歯が降ってくる(...また夢に出そうな)
# 右上もグラグラしてたが,ついでに抜けてしまうかどうか
ここ数日の。
An050511-1 GAD; intolerance of uncertainty [z1]
Intolerance of uncertainty and information processing:
evidence of biased recall and interpretations.
※ あいまいさの不耐性は,
(過度の心配や全般性不安障害(=GAD)にかかる)情報処理のバイアスと関連がある。
An050511-2 GAD; social anxiety [z1]
Emotion dysregulation in generalized anxiety disorder:
a comparison with social anxiety disorder.
※ 情動経験の主観的強度が高く,情動理解に乏しく,情動経験にネガティブに反応し,
不適応的な情動マネジメントをする→GAD,というemotion regulation framework
を検証。
An050511-3 GAD; metacognition; worry; metaworry [z1]
The metacognitive model of GAD: assessment of
meta-worry and relationship with DSM-IV generalized
anxiety disorder.
※ 否定的なメタ認知信念・メタ心配とGADモデルの検証。「メタ心配質問紙」。
An050511-4 thought suppression; self-esteem; self-referent thoughts [z1]
Effects of suppressing negative self-referent thoughts on mood and self-esteem.
※ 否定的な自己関連思考を「抑制」すると自尊心・気分にどう影響するか。
→自尊心が低く,不安と抑うつ気分が高まる。
An050511-5 stress generation; hopelessness [z1]
Stress generation in depression: three studies on its resilience, possible mechanism,
and symptom specificity.
※ 「ストレス生成仮説」と抑うつ症状の関係。
An050511-6 self-regulation; depletion; self-control strength [z1]
Academic examination stress impairs self-control.
※ 自己制御,limited capacity,depletion。「試験」の時バージョン。
An050511-7 self-regulation [z1]
Social exclusion impairs self-regulation.
※ 「社会的疎外」は自己制御を低下させる
(ように見えるが現金を与えたり自己意識を高めると,低下しない)
→自己制御そのものは可能であるが,そのための努力をしなくなる,という傾向。
An050511-8 self-regulation; self-presentation [z1]
Self-regulation and self-presentation: regulatory resource depletion
impairs impression management and effortful self-presentation
depletes regulatory resources.
※ 自己呈示には自己制御が必要。
# 面白い組み合わせ。自己呈示の「能力」(「特性」ではなく)観をサポート?
An050511-9 depression; daily diary [z1]
Daily depression and cognitions about stress: evidence for a traitlike
depressogenic cognitive style and the prediction of depressive symptoms
in a prospective daily diary study.
※ 「日常的な・日々の」抑うつとストレス認知。日記(日誌)法による検討。
連休前~連休中。
An~050510-1 action; intention; neurophysiol [x2]
Parietal lobe: from action organization to intention understanding.
※ サルの下頭頂小葉ニューロンは,「動作」だけでなく,動作主の意図もコードしている。
An~050510-2 person impression formation [x2][z3]
Forming impressions of people versus inanimate objects: social-cognitive processing
in the medial prefrontal cortex.
※ 人物の印象を形成するのに内側前頭前皮質の背側が活動するのだが,
これは本当に,「人物」specificなのか?モノの印象のときはどうなのか?
→人物の印象形成時により強い活動が。fMRI
An~050510-3 alexithymia; imagery [y][z1][x2]
Reduced activation of posterior cingulate cortex during imagery in subjects
with high degrees of alexithymia: a functional magnetic resonance imaging study.
※ アレキシサイミア傾向の高い人は,イメージ能力に制限がある,といわれている。
脳活動はどうなっている?
→(過去の幸福・将来の幸福イメージ時の)帯状回後部の活動が少ない。
An~050510-4 social phobia; disgust [y][x2]
Increased activation of the anterior cingulate cortex during processing of
disgust faces in individuals with social phobia.
※ 社会恐怖者は「嫌悪」表情の認知の際に,帯状回前部の活動が多い。
その評価は素早い。
また,中性表情をよりネガティブに評価する傾向。
An~050510-5 trauma; posttraumatic stress; dissociation; avoidance [z1]
Peritraumatic dissociation and experiential avoidance as predictors of posttraumatic
stress symptomatology.
※ 外傷的出来事の最中におこる解離=peritraumatic dissociation,
経験の回避=experiential avoidance
これらがPTSD症状にどのように影響を与えているのか。
→4週後,8週後はexperiential avoidanceのみ関連していた。
アクセスカウンターが40000を超えておりました。
それとは関係ない日々の記録を。
・明日から,家庭内工事。
土曜日あたりから少しずつモノを畳の部屋に移動する。あとは洗濯機をば。
それでもうちはモノが少なめらしく,なんとかおさまるであろう。
・週末から,娘の発熱。耳の下が痛いという。それで
今朝お医者さんに診てもらったら,まさに「視診のみ」により
「流行性耳下腺炎=おたふくかぜ」との診断。アチャーッ
★ 当然腫れがおさまるまで,保育園には行けない。
> 明日から工事だという,まさにこんな時期に...
ベリベリガーガードンドン音の中で過ごすか,どこぞに逃避行するか
> 自分がおたふくに罹ったという記憶がない(!)。
実家の母や祖母に聞いてみても,「かかったような気がするけどなあ」程度の曖昧さ。
~感染から発症まで2週間程度の潜伏期間があり,感染したならもうしてますよとのこと。
大人のおたふくはたいへんだというが,果たしてどうなることやら。
「不顕性感染」(感染しているのに症状が出ない)ということもあるようなので,
それにかけるしかない。
3週間くらいは ★自分のカラダ要注意★ 。
卒論テーマのひとつ。
意欲とは何か,
どのように成立しているのか,
どのように役立っているのか,
などあれこれ。
逆の「意欲低下」から探った方が早道かも。
アパシーとかね。
さてさて自ら課した宿題でしたので,読みました。
なるべく「書かれていること」に基づいてみます。
~こういうときは,「誰それが言っている」などを,判断の材料にしてはいけないものです。
とりあえず3点の問題点を指摘してみよう。
問題点1)4タイプ?
特別な脳波測定装置を使って,前頭葉の活動を測定し,
α波β波の比率をとる。そのデータを用いて,
ノーマル脳型,ビジュアル脳型,半ゲーム脳型,ゲーム脳型の
4類型(タイプ)にわけられる,という。
#
・本文にグラフが記載されているが,このうちα%,β%ごとのグラフ
(この重なりがなくなるのがマズイらしい)についての説明がない。
グラフの出し方がよくわからない
(↑って初年級の大学生レポートへのコメントみたいになってしまうが)。
・本当にこんなきっちりわけられるの?
基準は定量的に・数値的に決められていないよう;「見た目」判断か。
(どうとでも言える,ということ)
・「ベースライン」の情報を「ゲームをしているとき(またはその後)」の解析に
組み込んでいるのかいないのかわからない。
ベースラインが人によって異なるでしょう。
・代表例しか挙げられていない。4類型が,調査されたサンプルの中で
どれくらいのパーセント出現したのか,よくわからない(私の見落とし?)
問題点2)性格特性行動特徴の記述の杜撰さ
#
これがおそらく最も問題である。
・ 「このタイプでは,こんな<ようだ>,こう<思われる>,こう<だそうです>,こんな<印象でした>」
といった推測 and/or 伝聞的記述のオンパレードであり,
仮に問題点1)をクリアし,タイプが確定できたとしても,
このままではタイプと性格・行動特徴の関係づけがまったく主観的・恣意的である。
・イメージとしては,「血液型性格判断」のようなもので,
類型・タイプ(血液型)-性格特徴・行動傾向
の血液型を,脳類型にしたような感じ。
その「特別な装置」を使わない限り,自分がどのタイプかわからない点で,
なんというか,タチが悪い。
・まず質問紙調査でも,行動観察でもいいから,先に性格・行動特徴を把握した上で,
そのデータと,脳波計測の結果をつきあわせてみたら?
(卒論指導みたい...)
問題点3)前頭前野いうても広うございまして。
#
・キレやすい,意欲が低下する,表情に乏しい,などなど...
「前頭葉症状」「前頭前野関連」の性格異常・行動変化のようなことが書かれているのですが。
前頭前野といっても,大きく背外側部・眼窩部・内側部という3区分(もっと分ける場合もある)
あり,一概に「前頭前野がヘンで~す」というのはかなりおおざっぱすぎる。
もうちょっと神経心理学の最近の本を読んで,学ばないといけません。
・またその「装置」は少なくとも前頭前野の一部の活動しか(さらにぼやけた状態でしか)
計測できないであろうから,仮に問題点2)もクリアしたとしても,
この本に挙げられている性格・行動特徴(まあネガティブ傾向で書かれていること)
のすべてを,計測データから論じることにはもともと無理があろう。
当然のようにもはや連休は過ぎ,
朝1限から非常勤。
今日は「血液型性格判断」とやらはあまり当たらない,という
実験的・体験型授業。
(とある血液型性格判断サイトの文章を細切れにして,そのそれぞれが)
1) 「自分にあてはまるか」,
また
2) 「A・B・O・ABのどれにあてはまるか」をこの順で記入していき,
終了後,結果を「答えあわせ」する。
パワポで47ある質問項目を視覚的に提示しながらすすめるつもりが,
設備なし
で,しょうがないので私自ら全項目を2回ずつ読み上げる。
(よい「休みボケ」解消策となる)
結果。
もちろん
2)はチャンスレベルをちょっと上回る程度,
1)も半分程度の「得点」(多少は自己成就予言的な効果もあるからな)。
残り時間,先行研究の紹介など。
さてこれから,
高速バス&東海道新幹線に乗りに行きます(手段であって,目的ではない)。
2~3日滞在。
ネット非接続環境です,たぶん。
ケータイで書きっぱなし投稿することがあるかもしれません。
巷,特にネット上では,ロテ職人さんがおっしゃるように,森某氏の著書に対する批判があちこちに
あるようですが,
いかんせん,読んだことない!
ロテ職人さんの語り口から,どうも暗黙のうちに<行為のことば>を投げかけられているような気がして,
じゃまあGW中に読んでみようかと思ったのだが,
売ってない!
あの新書ですよね?
売れすぎ?まさかね。
もうちょっと都会の書店で探そう~
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