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12 mai 2005

臨床心理学演習(MC)1-4

「問題の外在化」です。
externalizing。
ケース提示の部分なので,話がより具体化してきました。
今日,「悪い虫」扱いされたのは,"tension"
(あの上げたりする「テンション」ではなく,緊張感という意味の)。

「問題」焦点ではなく,「解決」焦点であることについて,
いろいろと議論百出す。

今日のディスカッションでは特に,
「問題な子」への対応に苦慮する親など家族とカウンセラーの関わり方とか。
「そりゃ親に問題があるだろう」と感じられてしまうときでも,このアプローチで大丈夫なのか,
みたいなことがら。
「対症療法的」(not「根本治療的」)だということも。

うまい説明はなかなかに難しい。
「因果的思考」は頑強な思考パターンですから,
 結果としての「問題」←その「原因」は?
という遡及型原因追及路線は,そうたやすくは変えられないですね。
 
たぶん来週の授業の時まで,
どうやって受講されている方々の思考パターンを変化させ,
「納得」というゴール=解決に向かっていただくか,
ずっと頭の片隅で考えてしまうだろうな。

「変化は必然」,「過去のうまくいったときのことを思い出して」,
「例外探して」,「問題を外在化して」,

...がんばります。

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