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09 juin 2005

臨床心理学演習I(学類)1-8

「階層的」重回帰分析。
 モデルが単純じゃないとき。
 交互作用を検討したいとき。

今回の教育目標は
教えあい」(と言うと,麗しい友情っぽさのみ感じられるが)
窓側チームと廊下側チーム,別々の論文を読んで,
その後10分ずつ,相手側の人にマンツーマンで教える(説明する)。
...ことにした。

教育的効果(といいつつ効果測定をしていない;教育の「ねらい」が正確ですか)
1)後で,誰かに,自分が説明しなくてはならないので,その程度には読みこまなくてはならない
2)説明力についての自己モニタリングができる(時間意識も含めて)
3)テンション上げ(木金はお疲れがたまっているようで,意図的にテンションを上げ(させ)ねば)
4)演習仲間意識強化?

良いことばっかりではありませんか。
 決して,教員の純粋で単純な手抜きではありませぬ。
 こういった効果を見越しての,教育的配慮の一環ですから。

論文を速読するだけでなく,「説明」もできるように。なってきたんじゃない~?
2・3学期に,その成果を拝見いたしましょう。

論文内容的には,
 窓側チームは「健常大学生の妄想的観念(の素因-ストレスモデル)」
 廊下側チームは「否定的対人感情の軽減」のしくみ。

一方の論文,著者のお一人は受講生諸君の先輩であることもお伝えしました。

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