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12 janv. 2006

臨床心理学演習Ⅰ(学類)3-4

Studies of the vicarious traumatization of college students by
the September 11th attacks: effects of proximity, exposure
and connectedness

September 11th attacksによって大学生の受けた「代理受傷」に関する研究

日比野さん担当。

あのアメリカ合衆国で起きた同時多発テロによる,
vicariousな(代理的な)traumatizationについて。

NYからの距離の異なるアメリカ合衆国内の3大学での質問紙調査を行った。

急性ストレス(ASD)症状,PTSD症状,抑うつ(BDI)などの症状を測定するとともに,
犠牲者との関係の深さ,メディアの視聴時間,救援活動への従事などの影響を検討した。

NYに近いほど,また女性であると,ASD・PTSD症状がみられる傾向が確認された。
ASDはPTSDにつながりやすい。

モデル化してAmosで評価。
 性別,テレビ視聴時間,過去の抑うつ経験,知人の死,過去のトラウマ経験
   →ASD,
 性別,ASD,過去のトラウマ経験,救援活動
   →PTSD,
 性別,ASD,過去の抑うつ経験,過去のトラウマ経験
   →BDI
 といったようなパスのあるモデル。

 *

我々も何度も繰り返し,そのシーンはテレビで視聴したし,
日本においても,直接経験者のPTSDなどが問題になるような事件があったりするが,

そういう報道の繰り返し視聴が,
ASDやPTSD症状を引き起こすリスクファクターのひとつになりうる,
ということを知ることは,けっこう重要であろう。

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