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18 janv. 2006

ヒューマン・ケア科学専攻中間論文・中間報告発表会とお小言

朝9時から始まり,途中休憩ありではあるが,午後3時頃に終了。
ずっといたわけではなく(いれるわけない),
質問してみたりもしました。
比較的「優良在席教員」のひとりだったと思います。

 *

「発表時間の持ち分(今回は10分でしたが)」ということに
どれだけ意識を持ってプレゼンできるか(そのために練習してきたか)
こんなにくっきりわかる場というのも,ない。
これは衆目の下にさらされる「研究者スキル」のひとつ。
必要な修行のひとつ。

実を言うと,進行役のスキルのひとつでもある。

大きな声では言えないし(といいながら書いてるんだけど),
自分はいつも気をつけているつもりなんだが。

質疑における,
質問者および回答者のやりとりから,双方の時間への意識もはっきりする。
どうも時間を個人の専有物のように扱う人たちが多い。
考えを改めてほしいものです。

 *

質問の本題に入る前の前置きで
(今皆が視聴したばかりの研究を)「わざわざ再度要約してみせて」,
「良い研究でした」とほめてみたり,
自前の説を長々と演説してみたり知識をひけらかせたり,
質問でも答えでも,説明が必要以上に長かったり。

 *

質疑の時間なんだから,
他の「質疑したい人」もいる可能性はゼロではないんだから。

質問者は,
無用な「前置き」などせず,単刀直入に,簡潔に,要点を絞り込んで質問すべき。
可能な限り,発表された内容に直接的に関連することを
(全然異なるところから,思いつきやら自分のお得意分野の知識を披露するのではなく)質問すべき。

回答者は,
「いらんことは言わん」スタイルで回答してほしい。
答えは短ければ短いほど,針の一刺しみたいな感じが理想的。
「先生のおっしゃるとおり」とか
「今後検討する」なんていう嘘っぱちは言うな。
(本当に発表前からそう思っていて,そこ突かれたくないなあと思ってる
のに指摘されちゃったのなら,そりゃあしょうがないけど)

時間がもったいない。

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Commentaires

>時間がもったいない。

これには同意なのです。しかし、

誰から習ったのか忘れましたが、

>「良い研究でした」とほめてみたり,
とか
>「先生のおっしゃるとおり」とか「今後検討する」

っていうのは、言うように習った記憶が・・・。
社交辞令の国ですから、そんなもんかなと思っていましたけど・・・。

Rédigé par: しゅう | le 18 janv. 2006 à 22:09

時間や心に「ゆとりある」場合には,
国情を反映して,社交辞令のひとつも言ってもさしつかえないとは私も思います。

でも,
発表10分,質疑5分という枠組みでは
(さらに,ぎちぎちプログラムのときには)
不適切なのではないでしょうか。

私も,返答に窮するときは,
「今後の課題です」と言うようにならいました。
でもそういう答えをするような場合,
暗黙の意味は
「自分の考えていることとは違いますねぇ」
「自分はそういうことに興味ないんですわ」
,ということですよね。
経験的に,
「今後検討した」のを
自他ともに見聞きしたことがありません。
そういう意味で,やはりなくてよい無駄の一種のように感じます。

あと私は,
研究発表の質疑において「評価的なことは言うな」と指導されました。
論文を書くときに評価的言辞は極力控える・抑えることと同じような理由で。

このあたりは,
受けてきた指導とか,
修行の積み方とか,
経験の質量とか,
反映されやすいところなのかもしれません。

Rédigé par: m0ch1 | le 18 janv. 2006 à 22:41

>時間がもったいない。
いやあ、僕も同意ですね。
学会などで非常に良く感じます。大先生が長く時間を使ってしまい質疑できないとき、とか。

Rédigé par: kob@kyoto | le 19 janv. 2006 à 01:11

そうそう。

それでシンポジウムは
シンポジストの発表が終わると
(終わる前に,ももちろんあるが)
ササッと帰る習慣がついてしまいました。
...多分に「口実」として利用していますが...

質疑が魅力的ではない,というのは
せっかくあるテーマで集まった人々なのに,
実にもったいないし,致命的だったりする。

Rédigé par: m0ch1 | le 19 janv. 2006 à 20:23

進行役といたしましては

規定の質疑時間終了後の「御」質問を遮って,

「個別に~」

もしくは

「コメント用紙に~」

とでも言いたいところですが,

正直できません。

大変もどかしいのですが。

はじめに時間の枠組みをきっちり強調しておけば,少しはうまく進行できたのかなとか思いつつ。


そういえば,高名な先生の,本質とあまり関係ない質疑に大半の時間が費やされてしまった経験があります。某学会の口頭発表で。

これって嫌がらせかしらん?とか思いました。

Rédigé par: Dec0 | le 19 janv. 2006 à 21:18

逆襲の絶好のチャンスなのに。

何事も経験です。
「次回」があれば,ぜひ。

その学会のケースは,
その高名な先生のだめ押し売名行為かと。
ご本人に,嫌がらせの意識は希薄なのではないかと思われますが,
聴衆に対しては
(発表者に,ではなく)
明らかに嫌がらせですね。

Rédigé par: m0ch1(けしかける) | le 19 janv. 2006 à 21:57

も一つコメント。。。
一昨年退官されたM教授は昔
「卒論なんか素晴らしい研究なわけないんだから(突っ込みどころ満載の意)、
(冒頭の)いらんお世辞はいうな」
というようなことを言ったらしいです。笑

そのせいか?私が卒論発表した分野は大変進行がスムーズで素晴らしかったですよ!
技官の方が有無を言わさずちりんちりんと鳴ら
し、
「あとは個人的にお願いします」
と言ってさくさく進んでいました。

言っちゃ悪いけど、臨床は一番長引いていた気が。
そういう性質のひとが集まるんでしょうか・・・

Rédigé par: shibu | le 20 janv. 2006 à 20:43

shibuさん

さすがはM先生。
シラフでも(笑)いいこと言うよ。

昨日の卒論発表会は,
サクサクと進んでました。
事前にクギをさしたのと(学生さんに,ですが),
他領域からの査読者(副査)が多かったせいか。

Rédigé par: mochi | le 26 janv. 2006 à 17:05

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