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09 févr. 2006

臨床心理学演習Ⅰ(学類)3-7

Cognitive vulnerability-stress theories of
depression: examining affective specificity in
the prediction of depression versus anxiety
in three prospective studies

抑うつの認知的脆弱性-ストレス理論

林さん担当。

「長すぎ。表の見方もよくわからない。英語の表現に...イラついた。」
との,発表者の感想がすべてを物語っているのかも。

 *

抑うつと不安は同時に生じることが多いことが知られている。
→認知的脆弱性は,抑うつのみと関連し,不安とは関連しないのかどうか検証する必要。

認知的脆弱性(素因)-ストレスモデルはよく知られているところ。
 認知的脆弱性には
 ・hopelessness theory(HT)による,depressogenic cognitive style
 ・Beck's Cognitive theory(BT)による,dusfunctional attitude
 がある。
抑うつと不安の3要因モデルという考え方もあり,
 ・一般的苦痛因子,抑うつ特有因子,不安特有因子がある。

これらをまとめて,3つの別々のプロスペクティブな研究で検証しよう,
 というかなり壮大なプロジェクト。

 *

研究は3つあり,
 研究1:5週の短期間隔で測定する
 研究2:2年後の抑うつ・不安の生起を面接で評価する
 研究3:「中間試験」デザイン

いずれの研究においても,T1とT2で測定して,
階層的重回帰分析(研究2はロジスティック回帰分析),
交互作用項が有意か否かを検証するタイプのデザイン。

HTはCSQ,BTはDASで測定。
あとは
ネガティブな出来事を測定するNLEQ,
抑うつはBDI,
tripartiteはMASQ,
面接はSADS-L(研究2)
試験の結果の予測点と実際の点数(研究3)

 *

3つの研究のすべてにおいて,
 認知的脆弱性×ストレスは不安症状ではなく,抑うつ症状を予測した。
 HTもBTも,どちらも同様に効果あり。

 *

がんばりました。
珍しく授業の時間すべてが使われました。

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