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16 févr. 2006

臨床心理学演習Ⅰ(学類)3-8

Goal Appraisals and Vulnerability to Bipolar Disorder:
A Personal Projects Analysis

「目標の評価と,双極性障害の脆弱性:個人の計画の分析」

※↓詳細も追記しました(2006.2.18

山岸さん担当。


目標理論に基づいた観点からの躁うつ病の概念化はなされていない。
うつ,軽躁・躁傾向で,目標評価のパターンに差異がみられるかどうかを検証する。
現症とともに,過去のうつ/躁歴も調査し,その影響を検討する。

仮説:
・ うつ  → ネガティブで悲観的な目標評価
 軽躁 → 楽観的な目標評価
・ 躁歴のあるものは,うつ傾向と同様にネガティブな目標評価を行うかも。

それらの症状の質問紙とともに,
(同時に,現在のポジティブ気分・ネガティブ気分も測定)
PPT(※パワポではない;Personal Projects Task)で,
 個人的な計画や目標を5つの重要な領域から示させ,
 その挙げられた目標について
  重要性・楽しさ・ストレス・困難度・コントロール・
  構造・可視性・他者視点・スキル・結果予期 の10の項目について
  10件法で答えさせる...
  →後に,主成分分析によって,
    (1)社会的意味・重要性(SOC)--可視性・他者視点・重要性
    (2)自信・統制(EFF)--コントロール・スキル・結果予期
    (3)ストレス・難しさ(STR)--ストレス・困難度
   の3尺度にする。

~この後,相関と重回帰,mediation analyses

重回帰(depression)
STR(beta=.33),EFF(-.22),SOC(-.07) → 現在のうつ状態 (adjusted R2 20.06%),
STR(正),EFF(負) → 過去のうつ経験 (adjusted R2 11.8%),

重回帰(hypomania)
EFF(.19) → 現在の躁状態 (adjusted R2 6.9%),
STR(.13) → 過去の躁経験 (adjusted R2 2.6%)

mediation analysesで
過去の経験 → 現在のうつ状態 → EFF
過去の経験 → 現在のうつ状態 → STR
を確認。

 *

#調整済みR二乗や,mediation analysisの考え方など,
 教育的に意味のある概念がいくつか。

#発表者は「悩みながら目標を立てることをやめようと思った」との感想を述べておられましたが。
 考察で,
  ネガティブな時期に目標を立てるとうつが導かれる傾向があり,
  不安定な気分は目標を好ましくない構造にしてしまう。
 とあったからのようです。


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