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14 févr. 2006

家宅侵入という喩え

「セクシュアル・ハラスメント防止講習会」に午前中参加する。

私は,学内のセクシュアル・ハラスメント相談員のひとり(なんです)として。

他には,学長をはじめとする役職教員やら課長補佐級以上の職員など,
いわゆる管理職な方々が。

講師の先生の最後の話が印象的で,

 1.どこから,どこまでがセクハラか
 2.同じことをしてもなる場合とならない場合がある
 3.人によってなる場合とならない場合がある

ということを理解する上で,この「家宅侵入」というコンセプトを用いて説明された。
喩えとしてうまい,と感心したのでメモしておくことにする。

 *

 A → B ← C

Bさん宅にAがやってきたとき,
BさんにとってAが家族や親族だったら,迎え入れることに抵抗はない,まあ普通迎え入れるでしょう。
BさんにとってAが知り合いであろうとなかろうと,
「ごめんください」「はいどうぞ」というやりとり・了解があれば問題はないだろう。

しかし,
BさんがCをまったく知らないのに家に押し入ってきたり,
知っていてもイヤだったり,あるいは知っていたとしても了解なく,ずかずかと侵入されたら,
それは家宅侵入ということになるでしょう。

 *

そんなわけで,
 1.ここからはセクハラでここまではセクハラでない,というような線引きはできない。
   (一般論で「それはセクハラ」「それはok」というようなことは,本来言えない)
 2.AとCの言動がまったく一緒であったとしても,Bさんがその相手をどう感じているか,
   その都度の了解があるのかないのかといった状況などによって変わってくる。
 3.Bさん本人がどういう人(考え方や感じ方)なのかによっても変わってくる。個人差がある。
といったことを説明できると。

 *

ちなみに,
 (関係)     (意識)
 上下関係 → 指導・共感・親密・熱心・一体感
 ペア業務 → 連帯・達成・共同・連携・親密

というのが,セクハラ事例のスプリングボードみたいになっているらしい。
それを見たある大学教授は
「これは研究室そのものです!」と言ったそうな。

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Commentaires

講師の先生は,
金子雅臣さんという方でした。

労働ジャーナリストで,
港区・葛飾区の男女差別苦情処理委員
をされているとのことです(配付資料より)。

Rédigé par: mochi | le 16 févr. 2006 à 13:51

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