にもかかわらず学
昨日の「神経心理学本」ですが,3章まで通読しました。
気になったこと。
「~にも拘わらず」という記述が多い。
症状の記述・定義は,どうしても
「Aではない にもかかわらず Bである」
「Cである/Cができる にもかかわらず Dができない」
てな形式になっていて。
そうやって,AとB,CとDが
異なる情報処理メカニズム・異なる心理機能である
(時には脳損傷部位が異なるというobjectiveなデータを伴って)
ことを証明していくことになる。
神経心理学とは,にもかかわらず学である。
それがイロハのイ。
orthographicallyには,
漢字表記の場合,
~にも関わらず
は絶対的に誤りであり,
~にも拘わらず
が絶対的に正しい。
論文などではひらがなで書く習慣にしておくのが無難かと。
*
にもかかわらず,については,
すでに
editechさんが 「にもかかわらず」の研究 で,言語学的に言及されています。
それにもかかわらず,
相変わらずATOKは「関わらず」(韻)。
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