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23 mai 2006

道を聞かれることと教育的指導

今朝もまた,信号待ちしているときに,
道路脇で停車していた車からずかずかと降りてきた着物姿のおばちゃんに,道を聞かれた。

昔から,よく聞かれるんだよねぇ。
自分は他所で迷ったとしても,誰かに「聞く」ことがほとんどないし,
たいていそういうときは地図を持っているし。
それで,「聞く」経験頻度<<「聞かれる」経験頻度になっているから,
特にそう思うのかもしれないけれど。

親切そうに見えるのか。
外回りの銀行員とかセールスマン風なのか。
状況的にひとりで行動していることが多いので,ターゲットになりやすいのか。

 *

まずは「目的地」と「現在地」の位置関係をoccipital-temporal lobeあたりでマップ的に想起し,
precuneus(medial parietal)機能を発揮して,ルートを一人称的なイメージで形成し,
これをBrocaにて言語化するによって,
この問題の解決を試みました。
...たぶんそんな感じで。

そのおばちゃんに

「2つ先のあの信号を右に,大きな道路に突き当たったら左に,しばらく行けば左手にあります」
と教えてあげたのに,
「あの信号をね,ありがと」と言いながら車に戻っていくので,
「いや,まずは右ですっ!!
とちょいギレで叫びながら,
信号が青になったので私は出発したのでした。
なんという親切。

さて,彼女にそれが伝わったかどうか。
そんなことだから,道に迷うにちがいない。
道に迷って,あせっているのもわかる。
しかしそれではまた迷うぞ。
今度は是非,人に道を聞くときは,
(今回のように聴覚情報onlyで,後続の視覚的判断を伴う運転をしなければならないときはさらに)
★集中して,人の話を良く聞くこと。
★正確に記憶すること。
心掛けてほしい。

 *

あと,初対面の成人男性に「ありがと」と平板なアクセントで短く言い切るのは
少々失礼に聞こえます。
私はあなたの知り合いの人ではないのですから。

見ず知らずの他人に謝意を表するときは,
★「ありがとうございます/した」
 あるいは
★「どうもありがとう」
というものです。

 *

とまあ,
車を走らせながら認知的・語用論的(世間の常識的?)指導について考えたりしました。
まったく朝から,ついてないぜ。

 *

ところで,
「道を聞かれる」
「道を尋ねられる」
はどちらの使用頻度が高いのだろう?
(はい,すぐ検索)
Web上では前者でした。

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