060813[bx2]
060813[bx2]-1 self; medial prefrontal; fMRI
Medial prefrontal activity differentiates self from close others
# 提示される形容詞を見て「自分に」「親しい誰かに」「大文字で書かれているか」判断。
やっぱり「自分に」と思うときに前頭前野内側の活動↑
060813[bx2]-2 medial prefrontal; impression information; fMRI
Medial prefrontal dissociations during processing of
trait diagnostic and nondiagnostic person information
# 「(対人)印象形成」と前頭前野内側。
060813[bx2]-3 self-reflection; regulation focus; medial frontal;fMRI
Dissociating medial frontal and posterior cingulate activity
during self-reflection
# 背景知識足りなくて(?)さっぱりわからんの典型例ですが...
前頭前野内側:insturumental or agenticなself-reflectionだったり
inward-directed focusだったり
帯状皮質後部や楔前部:experientialなself-reflectionだったり
outward-directed, social or contextual focusだったり...なんだそうな。
060813[bx2]-4 self-other discrimination; right inferior parietal lobule; rTMS
rTMS to the right inferior parietal lobule disrupts
self–other discrimination
# 右下頭頂小葉に1HzのrTMSをあてて擬似的損傷(virtual-lesion)を作ると,
自他の顔弁別が困難になると。左の相同部位ではそのような効果なし。
Social Cognitive and Affective Neuroscienceなる雑誌が6月創刊されたようで。
3月にはかなり似たような趣旨であろう Social Neuroscience ってのも創刊されています。
(OUPは,太っ腹ですね = Psychology Pressは太っ腹じゃありませんね)
昨日の「個人差」と同様,
これまたここ数年で成長してきたトレンドですね(時間的にはこちらが先行)。
ゴリゴリの「認知」神経科学から,
「感情」,そして「社会」(「社会的認知」「対人」)神経科学へ。
心理学カテゴリーはどんどん神経科学の餌食に対象に,なっているわけです。
あとは社会心理「集団」と,トレンドにはなりにくそうなpsychotherapyくらいしか,残ってないな。
心理的な人々はみな,
「○○神経科学者」(←○○にはご自身の専門領域を代入)を名乗るようになったりして。
大変けっこうな話だ。
ま,冗談はともかく,
社会心理学とかパーソナリティ心理学とかもっと勉強しないと,ついていかれへんな。
こちとら,学部でも大学院でもちゃんと教わった経験は,まったくないもんで。
あ,感情心理学も
...でも「学類」でも「院」でも,うちにはそれズバリの科目の設定はないんですけど
あるいは「そしらぬ顔」で,時代に流されないたしかなものを追い求めるのか。
どうにも,試金石的。
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