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05 oct. 2006

臨床心理学特講という名の高次脳機能障害学(DC)06-5

社会的行動障害
(行動と感情の障害)

いつも使わせていただいている本にはそういう章はないので
(「評価」編の「頭部外傷による障害」がいちばん関係するところなのでそこと)
高次脳機能障害のリハビリテーション
の「行動と感情の障害」のところを使って概説する。

社会的行動機能
 → 前頭葉眼窩面や側頭葉前部の関与が大きい
   → その場所は頭部外傷の影響を受けやすいところ
     → 頭部外傷は若年者でその発生率が高い
       → したがって,就学・就職,復学・復職希望は大きい

といったことを説明したり,

そのほかの機能に比べて,評価が難しい
(パフォーマンスや能力を測定するような「検査」ではなく,
観察して評価するような形式になる~ギャンブリング課題ということはあるが)

といったことを説明したり,

認知リハビリテーションのようには,「リハビリテーション」「介入」を行うのが難しい
(まだ十分にその方法が知られていない)

といったことを説明したりしました。

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