S-CN(MC)2006-6
(先週月曜は祝日でしたから)間があいてしまって,久しぶり感いっぱい。
「想起する脳」(記憶)と,
「喋る脳」(口頭言語)。
記憶のところはオーソドックス。
口頭言語のところは,
(Broca's aphasia以外の)「失語」がほとんど扱われない,
いちおうLichtheim図式はあるけれど,
というところが斬新。
たしかに,この授業の目的からすると,
なくていいような気もしないでもない。
アウトライン的講義ノートを作るようにしているのですが,
今回の「記憶」のところと「言語」のところは,それ以前の章に比べて
ノートの使用ページ数が少ないんです。
これは,講義者の思い入れの相違を反映しているのか,
講義者の理解度を反映しているのか,
あるいは使用しているテキストの質的な問題なのか。
"I scream"と"ice cream"は同じ発音ですから。覚えておきましょう。
忘れることの機能的価値に注意を払いましょう。
「忘れなさい」指示忘却とか,構成的記憶という考え方は,なかなか面白い話ですね。
「非単語」ってのは,読めるのも不思議ですが読めないってのも不思議ですね。
意味記憶の「カテゴリー」ってのは実際のところ「いくつ」あるんでしょう。
Broca野が"central syntactic module"であることへの否定的見解を著者はしています!
*
次回は,「喋る脳」積み残しの
RETRIEVING SPOKEN WORDS
のところから始めて(←こうやって記録しておかないと,すぐ「忘却」するからさ),
「読み書き脳」
「数える脳」
です。
Apparently,
たいへんに,「教育研究科」における授業科目的なコンテンツ,です。
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