061120[bx1]失語症者における行為と物体/動詞と名詞処理
061120[bx1]-1 aphasia; noun-verb processing; object; action; manipulability; embodiment
Action and object processing in aphasia:
From nouns and verbs to the effect of manipulability
# そういう論文はたくさんあるわけですが,
"gesture-norming"という手法を使っているところが新しい,のか?
=単語を視覚的に呈示され,
'do the first thing that comes to mind'
→ 表出されたジェスチャーをビデオ録画,あとで分析。
「 01. BRAIN 【脳】」カテゴリの記事
- 神経心理学演習12-10(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-9(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-6(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-5(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-08(2012.05.15)
「 03. ARTICLES 【篇】」カテゴリの記事
- 120724[mz1] Cogn. Ther. Res. 36-4(2012.07.24)
- 神経心理学演習12-10(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-9(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-6(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-5(2012.05.08)
L'utilisation des commentaires est désactivée pour cette note.
Commentaires
言語聴覚士として病院で働いている者です。
現在失語症の自発的ジェスチャーの研究を
しています。上記の論文、大変参考になります。
日本で失語症の自発的ジェスチャーに関する文献をご存知でしたらご教示頂けますでしょうか。
調べているのですが、ネットでは皆無といって
いい状況でした。
Rédigé par: Izumi | 30 mars 2007 20:26
Izumiさん
たしかに日本の論文では
("脳内データベース"検索で)みかけないような気がします。
「横浜コミュニケーション研究会」さんの「文献ガイド」
http://my.reset.jp/~comcom/
で調べさせてもらいましたが、論文になっているようなのは、やはりないようですね。
Rédigé par: m0ch1' | 31 mars 2007 10:22
ご教示ありがとうございました。
またお調べてくださり、お手数おかけして
申し訳ありません。
脳損傷患者を対象とする日本の神経心理学関係
では、健常者を対象とする学問(認知心理学、
言語心理学、認知科学)に対する興味が少ない
ので、米国に比べて停滞しているのかな?
と思っています。←個人的な意見で申し訳ありません。
Rédigé par: Izumi | 31 mars 2007 16:58
いきなり核心的なところへ切り込んでこられましたね。
あえて逆な物言いをしますが、
健常者を対象とする日本の学問の方が、
脳損傷患者を対象とする神経心理学に対する
興味が少ない(または「入り込みにくい」)、
ということも、あると思いますよ。
もちろんアメリカでも盛んですが、
むしろイギリスなどを挙げられると
より玄人かも。
ところでIzumiさんは、
「失語症者の自発的ジェスチャー」の
どのような点にご関心があるのでしょうか。
さしつかえなければコメントとかヒントとか
いただけると、ここを見ている人から何か
示唆をいただけるかもしれませんよ。
Rédigé par: m0ch1' | 31 mars 2007 21:11
やはり、病院は患者さんのプライバシーが関わるので研究に入りにくい面があります。
私が興味があるのは、失語症の患者さんの
錯語で例えば、「とんかち」を「のこぎり」と
言ってしまった時に、ジェスチャーは正しく
とんかちを叩いているという場面があるかに
興味があります。マクニールの本では似たような
例が出ています。ジェスチャーは発話と共起する
のですが、このように分離する現象は言語聴覚士として興味があります。詳細は文献をもっと読んでからコメント致します。
現在、ジェスチャーに関するデータを収集しており、今年の学会には発表する予定です。
興味をお持ちでしたら幸いです。
Rédigé par: IZumi | 01 avr. 2007 16:51