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21 déc. 2006

臨床心理学演習Ⅰ(学類)06-3-3

A comparison of autogenous/reactive obsessions and worry
in a nonclinical population: a test of the continuum hypothesis

『自生強迫と反応強迫と心配の比較』

松井さん担当。2学期に引き続き,2回目のご登場。

強迫観念には2種類あるんじゃないかということが先行研究から導かれている。
その2種類とは,
自生強迫 autogenous obsession :非現実的な思考・イメージ・衝動で,トリガーが不明確
反応強迫 reactive obsession :現実に生じうる,否定的な結果に対しての思考・疑い・脅威で,
                    トリガー明確(だいたい,汚染恐怖や確認強迫系)。
一方で,強迫観念と心配worryの異同もあれこれ議論されている。
これらは同一連続体上に位置づけられるのか,またどのように位置づけられるのかを検討した。
特に,思考内容の評価・思考形態の認知・思考トリガーの認知という観点で位置づけてみる。

あれこれ大量の質問紙を,web questionnaireで施行。

基本的に,上の観点からすると,
自生強迫 < 反応強迫 < 心配
自生強迫 > 反応強迫 > 心配
となり,「反応強迫は,自生強迫と心配の中間に位置づけられる」ことが明らかとなった。

示唆として,
・自生強迫には「暴露療法」は適さないかもしれない
・反応強迫には心配の治療と同様のメソッドが有効かもしれない

 *

MANOVA使っていたので,Wilksのラムダとか。ごくごくごく簡単に説明。

 *

担当者の発表のしかたにオリジナルな工夫があってその点良かったです。
「二回目だし,早く終わっちゃいそうだったから」と
後でおっしゃってましたが,それでも早く終わっちゃいました。
おトク感ありますね。

次回は年明け。

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