臨床心理学演習Ⅰ(学類)07-1-3
実は今期(こそは)ちゃんと「臨床心理学」演習っぽくしようと,
心を入れ替えていつも以上に気合いを入れているのであります。
今日はまず(なんと!),depressionの解説から。前代未聞の事態。
cognitive-behavioral psychopathology(←わりと好きなフレーズ)な観点から
どういう実験的 and/or 質問紙調査的研究がなされているか
ここ10年分くらいのアナログスタディからリストアップしたものをにらみながら,
やっぱり diathesis-stress model とか vulnerability-stress model からの検討が多くて,
あとは attributional style, rumination, worry, perfectionism だの,sociotropyとautonomy だの,
ざっと解説してみる。
(いらんといわれそうだが,それ系の先行研究一覧プリント★まで配布する大サービス)
で。
もちろんあとはいつものように研究デザイン的なことも。
今日は「違いをとらえる」で,t検定-分散分析系。
3グループ×2課題条件での,被験者間デザインと被験者内デザインとかの「例題」,
そして二要因分散分析のときの「主効果」「交互作用」まで。
で。
先週配布してあった日本語論文をもう一度「眺めてみる」と。
お時間になりました。
はい,すいません。
「心●学研究」などの論文も配布したりしているのですが,
それはあくまでも説明のためのツールであって,
その中身自体をことこまかに解説したりはしませんし,
その中身がきわめて重要だからぜひ理解しようねということでも,必ずしもありません;
日本語なんだから,自分で読んでね,あとで,ということです。
家庭学習をencourageすることは,昨今教員に求められる属性らしいですから。
今期はずっとそんな調子で進めることになるだろう。
*
★:謎な記号つきのまま配っているもんで,気になる人には気になるらしい。
でも,謎は徐々に明らかにならないと,面白くないでしょ。
1学期の間には完全解明されますから。
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