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18 mai 2007

性格心理学I-07-5

理論の後半。

S-Rでできるかぎり説明したい(=「自己」が出てこなくてよい)学習理論と,

「自己なんちゃら」が大好きな現象学的(っていうかアレですよアレ)理論と,

環境と自己の相互作用が大事
(極論すれば...「性格」は個人の中にはないし,そもそも
 1msec前の自分と,まさにこの瞬間の自分と,1msec後の自分は同じじゃない)系の
状況論・相互作用論。

この流れでしゃべると,
たしかにしゃべりやすいですよ。
もちろん,「性格」がらみでしゃべりました。

受講生のひとりが授業後に,
「後半の話は心理学っていうより,哲学とか,宗教みたいですね」と感想を言ってきました。

そういう感想は,ここ何年か授業をやっていて初めて聞きましたが,

すご~くまっとうな意見だと思います。

まあでもね,
ここでは理論=おはなしのせかい,ですから。
決して,理論=検証可能な仮説の集合体,という意味ではないですから。
ですよね?
モノの見方を拡げるという意味では,アリなんじゃないでしょうか。

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