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07 juin 2007

臨床心理学演習Ⅰ(学類)07-1-8

幻覚と妄想,psychosis。
→統合失調症(とやや軽く人格障害について)の"日本語的"概説。

cognitive modelとして挙げられているのは,
1)vulnerability-stress model; 2)generic cognitive model of emotional disorder;
3)specific cognitive models, exploring how psychosis impacts on perception and interpretations.
特に
・delusional beliefs
・Beliefs about voices
など。

統計学習的には,階層的重回帰分析。R-squaredの値というよりΔR-squaredの評価。
交互作用項の投入,
縦断調査における1回目の値を共変量的に投入して最初のばらつきを統制する,など。

 *

そして本科目この回の恒例行事(05年度06年度)となりました,
<教えあい学びあい精神>の涵養と<時間制限的プレゼン能力>の育成。

本年度は窓側チームも廊下側チームも<被害妄想的観念>にしてみた。
ふたつの論文を総合的にみますと,被害妄想的観念のvulnerability候補は,
パラノイア猜疑心の「恨み」,幻覚様体験の「ネガティブヒアリングボイス」,
社会的回避傾向であり,
これらが高くかつストレス体験が多いと,被害妄想的観念が強くなる。

 *

いつも配布している<先行研究リスト>は今回はなし,
だってひとつしか(ターゲット雑誌,ターゲット期間には)みあたらなかったものですから。


欠席者ゼロの回は初めてだったりする。すばらしい。

来週は,俗に言う<大抽選会>の回でレクチャーなしのつもり。
そして再来週はGADとhealth anxietyと心配とSEMでしょうか。

 *

「土曜日お時間ありますか?」と受講生のおひとりに授業後聞かれまして,
「デートのお誘いか何かでしょうか?」と思いましたところ,
(思っただけではなく本気風におたずねしてみたところ)

演奏会のチケットをいただきました。
きっと行くよ。

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