07特講-0
もうすぐ9月,2学期が始まってしまうではありませんか。
どうも院の授業では「講義」ばっかりしていて(少なくとも昨年度はそうだった),
自分の方の知識の拡張があまり図れていないのではという気もする。
ここいらでひとつ,「共同学習的」にしてみたらどうかと考えたりもする。
特攻,いや特講。
ドクターコース1年の授業。木曜4限。
科目は通年だが,私が担当するのは2学期10回?
学会や入試で数回つぶれること必定。
共同学習テキストとして以下の候補を考えてみている。
主たる受講生はそれ系の人々なもので。
The Neuroscience of Psychotherapy: Building and Rebuilding the Human Brain
※ちょっと読み物風だけど。図表ほとんどないけど。2002年刊行だけど。タイトルそのものにびっくりしたな当時。
この著者の本には,他にこんなのやこんなのも。好きな人は好きそう(でも私は持ってない・読んでない)
The Neuroscience of Psychological Therapies
※2007年刊行。最近入手。やや物足りなげだけど,でも薄さ的にはこの授業の分量にマッチしているか。
Neuropsychotherapy: How the Neurosciences Inform Effective Psychotherapy
※2006年刊行。ドイツ語→英訳されたもの。一番学術書的でかつ図表多し。
内容はやや独特。"need fulfillment and mental health"とかいう章もある。
*
なんか即戦的というか実践的ではないのを今年は扱いたい気分,ということ。
そういう性急さというか実学的風潮がちょっと嫌になっているというか,飽きているというか。
なにか特効的なものじゃないやつを,ということです。
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