心理学II(ストレスと健康)-3
そんなこんなで今日もあちこちから「大丈夫ですかお体のほうは」とのお言葉を頂戴しながらも
「ストレスと健康」について,皮肉なことに講義する。
(そんな私にはうってつけな)心理神経免疫学のところから,
ストレスが健康に与える影響について前回の続き部分を概論し,
なぜかHilgardの教科書ではきちんと扱われていない,Lazarus理論を説明し,
その流れでコーピングをば。
最後に,援助という観点こみで,ストレスマネージメント。
バイオフィードバックとかリラクセーションとか
瞑想とか有酸素運動とかの<行動技法>と,
認知行動療法的な,(例)フラれた,の<認知技法>。
おしまい。
「ストレスはたまらない」のだということも最後に言いました;
言い忘れてたんだけど。
*
ところで,(以前どこかの教科書に載っていた,「ストレスが急性的に健康に与える影響について」)
風邪を発症した人々を対象として,
風邪をひく前10日間に,愉快な出来事・不快な出来事をどのくらい経験していたかを
調査してみたという研究があり(Stone et al., 1987),
それによると,
発症6日前~3日前(4日前がピーク),不快出来事の経験頻度が高いという。
私が体調を崩したのは土曜の午後で,その4日前といえば,火曜日。
(なお,首が回らなくなったのは水曜日)
火曜日ね,たしかに夜(18時15分集合,20時になっても終わっていなかった)に
会議ありましたけど,あれかしらん。
...といった調子で,ならった心理学は日々の生活で復習できるわけです。
(ただし,「私は土曜日に発症するだろう」と,明確に予測していたわけではありませんが...)
*
今日はメガネなしでやってみる。
まだまだいけるじゃん。
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