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11 oct. 2007

臨床心理学演習Ⅰ(学類)07-2-03

Repeated checking really does cause memory distrust

「確認行動の繰り返しは,たしかに記憶への不信を引き起こす」

橋本さん担当。
内容的には,こちらとかなり重なりのあるところ。

生態学的妥当性をあげて,リアルになまなましくガスコンロを確認・操作する課題で,
✤繰り返し操作(とか確認とか)すると,
  記憶の精度は変わらないものの,
   メタ記憶(自信とか鮮明さとか細部の想起とか)は低下する。
    →だから自信がないのでまた確認とかしたくなる。
     →確認行動する。
      →✤に戻る。
という話にまつわる実験。
OCDで言われているあれこれの概念を入れて考察してみる。

ガスコンロ(relevant)と水道の蛇口(irrelevant)条件の群間比較。
19回操作・確認を繰り返す。
そして,ほぼ予想通りの結果が得られた,ということで。

 *

もっと生態学的妥当性を!!という話なのに,操作や確認を19回も繰り返す実験なものですから,
実験参加者には文句たらたら不満を言われ,「こんなの意味ないじゃないっすか」とか言われちゃったらしい。
たしかにガスコンロはリアルだし,
(潜在的な)「恐怖」なり「責任の重さ」は上昇させたかもしれないが,
19回同じような操作確認を繰り返すことの生態学的妥当性はと問いたくなる,
という立派なオチが考察に書かれていて面白い
(著者らはもちろん,オチだなどとはみじんも言っておらず,
 この点の生態学的妥当性には言及せず,
 まじめにじっくら~と(@金沢弁)あれこれ考察しているわけだが)

 *

ハシモトセンセイの,「Introduction板書図解」は先生っぽかったです。
確認強迫にまつわる諸概念が多すぎて,文章的直線的理解になじまないところなので,
あえて図解することは,ここではとても効果的でした。
しかも板書でね,徐々に追加されていって最終的に全体像が示されるという。

今日配布されたレジュメで多用されていた
✤(←unicode表にはありますがこれってちゃんと表示されるんじゃろか)この記号,
発音は「ポチーン」だそうです;センセイによりますと。

unicode表の記号は面白いですね
(見えにくい場合はフォントサイズを大きくして観察)。
✙✢✣✤✥✫✫✬✭✮✯✰✰✱✲✳✴✵✶✷✸✺✻✼✽✾✿❀❁❂❃❄❅❆❇❈❉❊❋❖❦❧✹

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