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25 oct. 2007

07特講-4

心理療法の神経科学,第2部に突入でようやく少し実際的な話。

10章「心理療法における神経科学の適用」→第2部のイントロダクション

11章「インテークとアセスメント」
 →"...従来の心理療法の理論モデルに基づいたインテークの過程で集められる情報と
    それほど変わらない。しかし,仲介変数としての脳機能を取り入れることは,
    臨床的な理解に微妙に(subtly)影響する要素として存在..."

12章「セラピーにおけるニューラルネットワーク」
 →自由連想@精神分析や,EMDRをニューラルネットワークという視点で考えると。

微妙に,ね。

実践でのあれこれはともかく(何か劇的に異なることを言ったりやったりするという意味ではないので)。
概念的なところでは,こういう風にneuroscientificに説明されることがいかに「わかりやすく」なるか。

たぶんこういう本は,【臨床心理の人→神経科学に関心】という方向で手に取られることが多いだろうと
思いますが,逆の,【神経科学の人→臨床心理に関心】方向の人にとって有用性が高いかも。
そんな人がどのくらいいるかは知りませんが。

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