性格心理学II-07-6
適性とは何か,という話。
潜在的可能性のことです,という答えになるわけだが,
そういう抽象的な話はどうも眠くなるらしくて,やっぱりもうちょっと具体的に,S★Iなどの
話をするほうがいいみたい。ということで,教科書は使わずに授業をすすめることになる。
S★I2では類型的なほうはなくなったの?S★Iにはあったよね,ユングのみたいな。
今年もコンピテンシーの話はしました。「うまくやっている人」から抽出してきた感じだと思うのですが,
それって,職業適性検査の成り立ちと考え方の方向性が逆みたいなところがあるんじゃないかと,
思いながらそのまましゃべってました。そして,
そういうようなことを大学「教育」でなんとかせいというのは,
なんだかお門違いな気がするんですけどね。
今はきっとほぼすべての大学で就職支援とか,キャリア支援とかに力を入れてると思うし,
大学生の数も私が大学生だった頃にくらべても増えている?減ってはいないだろう。
いくら企業の求人がこのところ回復傾向である(「氷河期ではない」)と言われていても,
上のような「状況的変化」を考慮すると,就活が,就職が,ラクになる,というようには
あまり考えない方がよさそうですな。実感としても。
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