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10 janv. 2008

臨床心理学演習Ⅰ(学類)07-3-04

Social, Achievement, and Control Dimensions of
Personality-Life Event Vulnerability to Depression

抑うつのパーソナリティ-ライフイベント脆弱性としての社会的・達成的・統制的次元

(追記しました:2008.1.12)

辻井さん担当。

Beckによる,素因ストレス一致仮説(diathesis-stress "congruency" model)では,
抑うつパーソナリティとして,sociotropy(社会志向性)とautonomy(自律志向性)が
挙げられている。
ところで最近,autonomyはsocial=defensive separation, control, achievementの
3因子構造が提唱されている。

これらは抑うつ症状に関連があるか?ライフイベントの内容とも関連があるか?
retrospectiveとprospectiveな研究。

 *

大学1年生を対象に,
PSI-II(sociotropy/autonomy),BDI-II(抑うつ),CAQ(大学生活適応度),
大学での目標(社会的・達成的・自律的),
ネガティブライフイベント(以下「イベント」)(提示されるイベントの頻度と自己価値観への影響)
 & そのときの気持ちをSAAAS(形容詞チェックリスト)から選択。

Time 1でCAQを除くすべて,
Time2(24~27週後)にはすべて回答を求めた。

 *

retrospectively
(Time1データのみで検討),
BDI-IIと目標の相関はn.s.。PSI-IIと目標の相関はそれぞれ対応する箇所が有意。
イベントの頻度とBDI-IIは相関あり。
BDI-IIで統制した,PSI-II各因子とイベントの影響の偏相関も同様。
BDI-IIを説明する階層的重回帰で,イベント,PSI-IIはそれぞれ有意であり,
sociotropy×イベント,control×イベントの交互作用項も有意,achievement×イベントは有意傾向,
 (→diathesis-stress congruency modelを支持するエビデンス)

prospectively
(Time2データをTime1データで「予測」できるか),
複雑なんで書きませんが...congruencyというよりcomplexでcommonalitiesが示される,
要するに,領域特異性が弱まるかんじの結果が得られた。

 *

データを2回取って時間的因果関係を調べてみる,という方法の学習には良い論文かも;
そのぶんややこしいけれど。

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