080125[bx1]衝動性と意思決定と前頭葉損傷
080125[bx1]-1 impulsivity; decision making; response disinhibition; orbitofrontal cortex
Impulsivity and risk-taking behavior in focal frontal lobe lesions
衝動性(BIS-11で測定したり課題のある測度で測定したり)と
リスキーな行動(novelなギャンブリング課題)と
前頭葉損傷。
...最近考えている・いたあれこれに絡む話。
局所性の前頭葉損傷群 vs. 局所性非前頭葉損傷群 vs. コントロール群,の比較。
衝動性とリスクテイキング行動を「分離」できるかどうかを検討している。
(アブストラクトのキーワードには,"Common Difference Effect"とある)
「衝動性」に群間差はないが,「リスクテイキング行動」(意思決定能力の低下)には差が生じる。
特に,左orbitalとventrolateral損傷者において。
「 01. BRAIN 【脳】」カテゴリの記事
- 神経心理学演習12-10(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-9(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-6(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-5(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-08(2012.05.15)
「 03. ARTICLES 【篇】」カテゴリの記事
- 120724[mz1] Cogn. Ther. Res. 36-4(2012.07.24)
- 神経心理学演習12-10(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-9(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-6(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-5(2012.05.08)
L'utilisation des commentaires est désactivée pour cette note.
Commentaires
いつも興味深い論文を紹介されていて、参考になります。というか3分の2くらい、注意が向く論文が一致してますね・・。
BISが売っているのがみつからないなぁ、と思っていた次第です。
Rédigé par: kob@tokyo | 25 janv. 2008 15:11
ん,なんかいつもと違う人が書いているような出だしですね。気のせいか。
> 3分の2くらい、注意が向く論文が一致してますね・・
たぶん,神経心理学・高次脳機能障害学的な範囲では,
同じような方向を向いているんでしょう。
(むしろ残りの3分の1が気になるな)
BIS-11に関しては,売ってはいませんで,
日本語版に関する英語論文↓
http://www.blackwell-synergy.com/doi/abs/10.1046/j.1440-1819.2001.00796.x
著者の先生にお手紙をさしあげ,質問紙を入手しました。
卒論生が,ですけど。
Rédigé par: mochi | 25 janv. 2008 16:08
どうも。
(いつもどおりっぽい出だしでしょうか???)
ちょっと、無意識に他人の文体を真似してしまうクセがありまして。誰の文体なのかはわからないですが。
3分の2というのは、行為、意思決定がかぶっているが、臨床心理系は未チェック、ということになりますね。
BISの件もありがとうございます。かわずに済むならそれに越したことはなさそうですね。
Rédigé par: kob@tokyo | 25 janv. 2008 16:55