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28 janv. 2008

080128[mz3]結局のところ,自分に似た性格の教員が好き,と大学生は思うらしい

080128[mz3]-5 personality; lectureres; preferences; learning approaches; university
Birds of a feather: Students’ preferences for lecturers’ personalities
as predicted by their own personality and learning approaches

「望ましい大学教員(の性格)像」と大学生自身の性格・学習スタイルとの対応関係を調査。
大学生自身はNEO-FFI(という性格検査),
望ましい大学教員像質問紙はNEO-PI-R(FFIの親分)を改変して使用。

 ・ 教員のN(情緒不安定性)の高さは望ましくなく,C(誠実性)の高さは望ましいとされる。

 ・ (Nを除き)自分の性格と教員の望ましさの側面は対応している。正の有意な相関。
   とりわけ,O(開放性)とCにおいて。

 ・ 望ましい教員のN・E(外向性)・O・A(調和性)・C特性を従属変数とする,階層的重回帰分析
   投入されたのは(1.教員の年齢・性別)→(2.自身の性格)→(3.自身の学習スタイル)。
   結果として,大学生自身の性格は教員のN・E・O・A・Cすべての,学習スタイルはNとAにのみ
   有意なΔR-squaredを示し,望ましい教員のN・E・O・A・Cの程度を説明していた。

birds of a feather = 「るいとも」,類は友を呼ぶっていう意味なんだそうだ。

 ・ 万人受けする教師などは存在しないっちゅうことで。
   あまりにもあたりまえのことだと思うんだが,
   よのなかではそのようには考えてもらえないようで...

 ・ いずれシラバスに掲載すべき事項として,「教員のNEO-FFIプロフィール」,
   が含まれることになるかもしれない
   ...そんなわけないか。

 ・ なんとなく気分的にくやしいので,
   「望ましい大学生(の性格)像」大学教員自身の性格
   (と大学教員の学習スタイルも??)との対応関係を調査して,
   学術的な(決して感情的な,ではなく)均衡を回復することを,学術的に試みてみようかしら。
   時間があれば。
    → 近年流行の, ふぁかるてぃでぃべろっぷめんと の一環などと称して,どうだろう(笑)

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