臨床心理学演習Ⅰ(学類)07-3-09
パニック発作の頻度と症状重篤度に関する不安感受性モデルの拡張:
情動制御困難の役割
磯貝さん担当。
Anxiety Sensitivity(AS:不安感受性)とパニック障害をはじめとする不安障害の関連は
あれこれ指摘されているが,パニック発作の認知成分に関して,「情動制御困難」が
関与する可能性がある。
ASに加えて,情動制御困難も質問紙で測定し,
パニック発作の頻度,パニック発作の症状重篤度とそれらの関係を明らかにする。
↓
大学生のうち,12ヶ月以内にパニック発作があったと回答した者(20%ほど)のデータを使用。
階層的重回帰分析(累加的にするタイプ)でによって,
頻度は,不安感受性の呼吸関連恐怖で説明され,
症状重篤度は,情動制御困難(の総得点)によって説明された。
そういう比較的シンプルな論文でした。
⁂
レポート提出組(予定者5名)のうち3名は提出。
かいつまんで要点を話してもらいました。
"人生的用務"によって本日欠席されレポート未提出の方は
お早めに連絡&提出されたし
(メンバーで,彼女らに会った方はお伝えください)
⁂
2001年度に着任して以来毎年度担当しておりました,この「臨床心理学演習I」ですが,
以前からお伝えしておりますように,本年度をもって終了です。
(リアルにか,バーチャルにか,
単位の有無はともかく,いずれかでは続けたいとも思ってますけど)
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