080202[bx2]海馬が小さいほど賢い
080202[bx2]-1 intelligence; hippocampus; amygdala
Correlates of intellectual ability with morphology of the hippocampus and amygdala in healthy adults
34人の成人(男性19名・女性15名,平均年齢 31.5±11.1歳,18-57)で,
WAIS-Rの下位検査の一部から全検査IQを推定し,
そのパフォーマンスと海馬・扁桃体の体積の相関を求めてみたところ,
左右とも,海馬の体積が小さいとIQ値が高い,という関係性が見いだされた。
小さいと賢い。
言語性IQは左の,動作性IQは右の海馬体積と関連。
anterior hippocampusの'inward deformation'が高IQと関連するという形態的特徴との関連も?!
なお,扁桃体体積とは無相関。
とにかく。小さいと賢い。
大きければ/広ければいいってことではないらしい。
こういう話を聞くと,
どうしても「言語能力(やら優位性)と左側頭平面の関係」の話を思い出してしまうが,
あれは今でもそういうことになっているんだろうか
(かつてその話のロジックがさっぱり理解できず,ゼミ中に指導教官に「なぜ」を連発して
ご指導を受けた経験がある → でもさっぱり説得されなかったんだけれども)
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