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03 mars 2008

080303[bx1]DEXのDIF

080303[bx1]-1 DEX
Analysis of patient and proxy ratings on the Dysexecutive Questionnaire:
an application of Rasch analysis

DEX(遂行機能障害の質問表)の本人評価と家族・介護者評価の違いについて,
92例のデータを用いて分析。

合計の平均点は有意差が認められない。
Rasch model☆と呼ばれる分析手法を用いると,
20項目あるDEXのうち,differential item functioning(DIF)なのは以下の5項目。
 (18) distractibility
 ( 6) temporal sequencing problem
 (19) poor decision making ability
 (17) knowing-doing dissociation
 (13) lack of concern
  ※( )内の数字は項目の番号

☆よくわからないのですが要するに,単純な両者の評定値間差の大きさをみるのではなく,
 「モデルにうまくフィットしない」項目を見いだすための手法のようです。

 つまり,これら5項目に関しては,
 もともと本人の評価と家族・介護者評価が乖離しがちなのでしょう,概念的に。

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