080303[bx1]DEXのDIF
080303[bx1]-1 DEX
Analysis of patient and proxy ratings on the Dysexecutive Questionnaire:
an application of Rasch analysis
DEX(遂行機能障害の質問表)の本人評価と家族・介護者評価の違いについて,
92例のデータを用いて分析。
合計の平均点は有意差が認められない。
Rasch model☆と呼ばれる分析手法を用いると,
20項目あるDEXのうち,differential item functioning(DIF)なのは以下の5項目。
(18) distractibility
( 6) temporal sequencing problem
(19) poor decision making ability
(17) knowing-doing dissociation
(13) lack of concern
※( )内の数字は項目の番号
☆よくわからないのですが要するに,単純な両者の評定値間差の大きさをみるのではなく,
「モデルにうまくフィットしない」項目を見いだすための手法のようです。
つまり,これら5項目に関しては,
もともと本人の評価と家族・介護者評価が乖離しがちなのでしょう,概念的に。
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