TF? TP?
TA(Teaching Assistant) -> TF(Teaching Fellow) -> TP(Teaching Professor)
ここの4/28付け記事を参照。
TAとTFの実務上の相違点(もしくは給与上の相違点)がどうなのか,
大学院生の間で話題になっているらしい。
私に聞かれても,TFの方が「格上」ということしかわかっていないです,すいません。
TA(Teaching Assistant) -> TF(Teaching Fellow) -> TP(Teaching Professor)
ここの4/28付け記事を参照。
TAとTFの実務上の相違点(もしくは給与上の相違点)がどうなのか,
大学院生の間で話題になっているらしい。
私に聞かれても,TFの方が「格上」ということしかわかっていないです,すいません。
2ヶ月ぶりに(学内)医学図書館に行ってきた。
収穫は以下の2本。
Neurology系の雑誌で,電子ジャーナルでは読めないやつ。
080430[bx1] -1 apraxia; temporal movement information; complex action sequencing deficit
Deficient sequencing of pantomimes in apraxia
左半球損傷によって生じる,(複雑な)系列動作の障害は
動作の選択の障害?運動注意のシフトの障害?行為関連な時間的情報の処理障害?
→動作のビデオを呈示して,正誤判断するようです。
「行為関連な時間的情報の処理障害」という結論。
080430[bx1] -2 alien hand
The mirror world of motor inhibition: the alien hand syndrome in chronic stroke
2種類あるって言っている。
この論文のカテゴリーが [Review] になっていることが疑問。
ちょうどタイミング良く残り少なくなってきたので,スタンドで入れてきました。
(静電気人間なので,セルフのスタンドには恐ろしくて行けない)
案の定,混み合ってまして,
いつも「洗車どうですか」と聞かれるのだけれど
さすがに今日は忙しいらしく尋ねられなかった。
080428[mz1]-1 rumination; emotion regulation; dysregulation; impulsivity
Understanding the relationship between emotional and
behavioral dysregulation: Emotional cascades
「情動の滝」モデル。ネガティブ感情の反芻がネガティブ感情の強度を高め,
dysregulatedな行動はその反芻からの気そらしとして行われる...という説の検証。
質問紙で横断的に&縦断的に。
080428[mz1]-2 anxiety; attentional bias; shift; disengagement; threat; response slowing
Effects of threat cues on attentional shifting, disengagement and
response slowing in anxious individuals
脅威刺激への注意バイアスは"disengagement"なのか"response slowing"なのか。
後者の要素が存在する,ということを主張するための論文。
実験的に検討。
結局なんだかんだと準備が滞っていたので
昨日土曜日は他のことはすべて放り出して泣きながら
(というより,間に合うのか自分という冷や汗で水分放出)
こちらの書いたり切ったり貼ったり(貼りまくり)作業でpptを作り上げ
(日付が変わる頃にその作業を終え),
5時前に起き,
6時12分発のTX秋葉原行きに乗り,
国分寺まで(武蔵小金井でもよかったのだけど特快に乗ってしまった)。
東京学芸大学へ。
8時40分開始11時40分きっちり終了の,3時間,講習会講師を務めて参りました。
について,機会を与えられ即興的に熱く議論する。
某氏と。
つうか以前からくすぶっている問題。
その整理のような意味合い。
「対象が現前しないときに,その対象を頭の中に想起する」
ことを一般に「イメージする」というわけだが
(vs. 知覚認知)↑認知心理学的な文脈で出てくるイメージのイメージはこれ。
感覚/運動,どのモダリティについてなのかを特定できる。
この観点からは,以下の★☆は「あいまいな感じ」
イメージされる対象が
過去に経験された状況のようなものであるときは,イコール「記憶想起」だけれども,
そう言い換えられないようなときもあり,
再構成なり加工なりなんらかの操作を加えることにより,
過去に一度も経験されたことのないことも「イメージする」ことはできる(想像-創造のイメージ)。★
「対象」と書いたけれども,
その対象自体も具体的なリアルなモノであるときもあるし,
抽象的な漠とした観念のようなときもある。
↑社会心理学的な文脈で多く出てきそうなイメージのイメージはこれ。☆
コト(状況)はその中間?
さあ,今問題にすべきことがらは,いったいどれなんでしょう。
限定的にしないと拡散する。
分割して考えないと次に進まない。
「視点」と「身体感覚」について,ちょろっと考えてみる。
(でも過去に話し合ったことがあるから,想像-創造的ではなく,記憶想起的に)。
第1章の続きを飛ばし気味でこなしてから,
テキスト第2章
A model of Brain Functioningに入る。
脳機能の話。
でもその前に,「しんどい」解剖学用語の解説など(2.2)。
そこまでで一コマ使用。
2.1 A developmental perspectives
2.2 A review of major brain structures
2.3 The two-axis model of brain functioning
2.4 An Axis divided: I. visual processes and the occipital lobe
2.5 An Axis divided: II. auditory processes and the temporal lobe
2.6 An Axis divided: III. somatosensory processes and the parietal lobe
今日はここまで」
2.7 An Axis integrated: I. higher-level processes and the frontal lobe
2.8 The left-right axis and the cerebral hemispheres
赴任してからあれこれの委員などの役割を担当していますが
(何もないなんてことありえない)
不思議と,それだけはちょっとご勘弁願いたいという委員会委員はまわってこない。
私には,それはふたつかみっつくらいあるんですが。
とうとう本部棟で定例に開催される会議に出席する義務が生じるようになってしまった。
今年度からの「お役目」で,任期は2年間。
発言する際には,個々人用に設置されている,机の前にあるマイクのボタンを押して
(ランプが点灯した人から)発言することが求められる,重々しい会議室。
人数も多いし。
1学期月曜午後は5回,実験実習の授業担当です。
今期初回はD班。ラッキーな人たち。
授業前に。
印刷配布すべき資料を自室に置き忘れ,GK棟←→building Dを
余計に一往復したのがしんどかった...
内容は淡々と進めたものの,終了時間は5限の終了と同時刻(16:30)。
実習的要素としてSPSSであれやこれをトライするのが1時間15分程度
かかるんだろうから,「心理学基礎実験」の設定コマ数には合うだろう。
恒例の今日の相関は,NとBIS1,r= .781, p< .01
ま,王道ですわな。
こまごまとしたレポートの書き方(初回なんでね)をご説明する。
締切は,次回の実習日(5/12)。
授業後に。
教室変更の連絡をし忘れたことに気づく。
観察法は,2D405 → 2A311 だそうです。
これを読まれた方,特にD班の人々,ハ行(ハのふたりめ)~マ行(ミのひとりめまで)へ,
口コミしておいてください。よろしく。
データを解釈する議論をしているときに出てきた理論。
箪笥の引き出しセオリー。
(アナロジカルに考え,アブダクティヴに推論し...の結果)。
発想のきっかけとなる言葉の源泉は,私じゃないですけど。
1) P引き出しとN引き出しの二段のタンスを想定。
2) ふだんのそれら引き出しの開き具合は「群」によって異なる。
(逆に,開き具合によって群分けされる,ともいえる)
3) 条件によって,タンスの方を向くかどうかが変わる。
いつもタンスを見ているわけではない。条件によって,見るか,見ないか。
4) タンスを見ていてかつ特定の条件のとき,引き出しをさらに開けたり少し閉じたりする。
5) 引き出しが開いていると,開き具合に応じて中からそれに関連する物が出てくる。
6) アウトカムは,P引き出しから出てきた物とN引き出しから出てきた物の
差分によって定まる。
7) したがって,たとえばN要素を減らすには,N引き出しを少し閉じても,
P引き出しをもっと開けても,いずれも同様の効果があるわけなんだが,
それらには,群・タンスを見ているか・いかなる条件下にあるかの「組み合わせ」
みたいになっているんじゃないか。
080418[mz3]-1 comparison; simulation-based; fact-based
Dare to compare: Fact-based versus simulation-based comparison in daily life
experience-sampling methodによって,日常生活でふだん生じる
「比較」思考のあれこれ(社会的比較・反実仮想・過去との比較・未来との比較)の
想起頻度,方向などを調査した。
さまざまな思考の中で,「比較」思考は12.2%生じ,
その中身を上記の4つに分類すると24.2%,25.5%,19.4%,30.9%。
シミュレーション比較(半実仮想,未来との比較)は
事実比較(社会的比較,過去との比較)よりも上方比較である傾向がみられた。
080417[bx2]-1 driving; dual task; multi-tasking; fMRI
A decrease in brain activation associated with driving when listening to someone speak
「ひとりで運転」条件にくらべて,
運転の正確さが減少し(=路肩接触が平均8.7回から12.8回に上昇し)
空間的処理に関連する頭頂葉の活動が37%減少するんだそうです。
(かわりに,言語処理と意味判断に関わる側頭葉や前頭前野の活動が少々上昇,してしまう)
ドライビングシミュレーション中のfMRI。
テキスト第1章
Assessment and Intervention Practices in Educational Settingsを。
基本的に,知能検査の話→神経心理学的アセスメントへつなげるところ。
脳のことは,この章では全然出てこない。
1.1 Foundations of intellectual and cognitive assessment
1.2 Measuring intellectual and cognitive functioning
1.3 Principles of effective cognitive assessment
今日はここまで(30ページ弱)」
1.4 Critical issues in assessment service delivery
月に一度の定例会議日です。今月のみ,水曜第三週開催。
今日は,会議A→会議B(途中まで)→会議Cで,総会議時間は短かったのでした。
会議Cは会議Bよりもエラい,ということですね。年に1度しかないし。
1週遅れで,院の研究室研究会も始動しました。
2時間弱。
今週末に迫ったweb原稿締切×3と,
4-way ANOVAのお話と。
その前に,卒論生の研究会(2回目)もしました。
こちらはこちらで,2時間ほど。ワイワイガヤガヤと。
ということで,総計4時間程度。
楽しい時間を過ごしました。
いろいろとおめでたいお話があって
かつて院生だった頃の&助手だった頃の,後輩にあたる人々からメールがやってきたり,
そのメールのCc欄で彼らが今どうなっているかの一端を知らされたりしているわけだが...
その彼ら間の先輩-同輩-後輩関係が,(私の頭の中で)かなりあやふや
(むろん,それぞれの事情で,入・進学年度と卒業/修了年度がいつもそろうというわけではないけれど)
「メールアドレス→名前→顔の記憶の想起」は意外にもスムーズなんだけどね。
人物Aと人物Bの学年的位置関係を思い出すのは,すごく難しい。
で,その学内でのちょっとしたご説明の後。
車で片道40分ほどのところへ行き,
1時間ちょっと,本題の研究打合せ,
再び40分くらいかけて戻ってくる。
5月から,第二期の拡張ということです。
本業に近いところでの,リサーチ。
昨年度までは3学期に開講されていた「人間研究の方法(心理学)」が
今年度,新カリキュラムでは1学期に移動。
冒頭部分の,コース説明のみ出席する。
いつものように脅かしておく。
内容的には,楽しいと思うんだけど。
実験系
080414[mz1]-1 checking compulsions; prospective memory
Sub-clinical checking compulsions are related to impaired prospective memory
independently of depression, anxiety and distractibility
展望記憶(prospective memory)と確認強迫の関係。
impaired prospective memory → intrusive doubts(specific tasks were not performed)
→ compulsion to check。
080414[mz1]-2 working memory; spider phobia; attentional blink
How preferential is the preferential encoding of threatening stimuli?
Working memory biases in specific anxiety and the Attentional Blink
視空間性ワーキングメモリのレベルでのバイアス。
質問紙系
080414[mz1]-3 social anxiety; social interaction anxiety; negative interpretations of positive events
Social anxiety and the interpretation of positive social events
社会不安障害傾向(相互作用不安)と,ポジティブなできごとをネガティブに解釈する傾向の関係。
080414[mz1]-4 ambivalent engagement; purposeful engagement; social anxiety; GAD
Measurement of ambivalent and purposeful engagement
after aversive social experiences
ストレスフルな対人イベントの後に,あれこれ考えるときに
1)ambivalent engagement(「考えないようにする」系),
2)purposeful engagement(「よい方に考える」系)
があるという仮説から質問紙作成,あれこれの測度との関連を検討。
080414[mz1]-5 disgust sensitivity; contamination fear; washing; OCD
Disgust sensitivity as a predictor of obsessive-compulsive
contamination symptoms and associated cognitions
嫌悪感受性と汚染恐怖・洗浄強迫の関連。
間に特性不安を入れない方が,parsimonious。
080414[mz1]-6 fear of bodily sensations; body hypervigilance; uncued panic attacks;
emotion regulation
An examination of the fear of bodily sensations and body hypervigilance
as predictors of emotion regulation difficulties among individuals with
a recent history of uncued panic attacks
「身体感覚恐怖」は経験の回避,情動の非受容,情動の不明瞭さと関連があるが,
「身体的なhypervigilance」はそれらと関連を示さない。
080413[bx2][y]-1 psychopathy; VBM
Psychopathy as a disorder of the moral brain:
Fronto-temporo-limbic grey matter reductions
demonstrated by voxel-based morphometry
サイコパシーの脳の形態的な特徴について。
(統制群との直接比較で)灰白質の減少は,
前頭極,眼窩,側頭前部,上側頭溝,島にみられた(←"moral brain"領域)。
また,サイコパシー得点の高さ(のうちの,「対人関係/感情」次元)は,
これらの領域の灰白質量と有意な負の相関を示した。
昨年度まで「臨床心理演習」という名前だった授業です。
今年度からようやく晴れて...ね。
いつものように概略を説明した後で,
2つの教材候補,2つの教授形式プランから,
受講生の多数決により,
今期何をどうやるか,決めました。
こちらの結果がやってくるかどうか気になる頃。
私の場合は,「交付内定分第2回」に係るので,
文部科学省研究振興局長德永氏
(以前本学にいらした時期がある)の8日付通知
→(1)→
大学本部(2)
→(3)→
支援室(4)
→(5)→
私(6)
という流れでやってくることになり,
おそらく現在のところ,(1)か(2)あたりだろう。
ちなみに。
当たっている場合にのみ連絡が来るシステムです,本学の場合。
落選のお知らせは,すぐにはやってきません
(あとで評価結果みたいのがくる)。
右上に表示されるカウンターの数値と
アクセス解析の画面に表示されるカウンターの数値が 589 ずれているのは,
(右上表示の方が少ない)
少々ストレスフルな事態。
4月になってから生じている現象。
新入生を歓迎するイベントが同時刻にふたつ開催されていて,
そのうちの一方に出席する。身体はひとつしかない。
お酒をいただきつつ,いろいろな人とちょっとずつお話しする。
「新入生」扱いで,ゲームにも参加する。
好きな身体のパーツは?その理由?みたいな。
娘はこの4月で小学3年生になりました。こんどは1組。
昨日から1学期が始まり,教科書をいただいて戻ってきました。
国語(の上巻),算数(の上巻),音楽,書写はこれまで通りで,
2→3年に。
2年生まで「生活」だったのが,
「理科」と「社会」に分割★。
また,「ほけん」の教科書が加わりました。
表記が3・4年となっているのは,「社会」「図画工作」「ほけん」。
謎なのは,「社会」と「図画工作」。
「3・4上」となっていて...
たぶん,3・4年で使う教科書の上巻という意味なんだろうが,
これって,上下巻にしないで,3だけにできないものなんだろうか??
現行の小学校カリキュラムに詳しくないし,
自分が小学生だった頃とも異なるので,どうなっているのか興味深い。
今年度は卒論受け入れ5名と「太っ腹」であることと,
院生も増えたことから,
卒論生と院生の研究室研究会を分離することにする
(ただし,相互に乗り入れ=参加可能)。
そして毎週固定時間割で設定することに
(従来は研究会→個別指導→研究会→個別指導…と隔週だった)。
今日は卒論生のほうの初回(ひとり就活で欠席)。
院生も3名出動してくれた。
自分の部屋の広さではそろそろ限界に達しそう。
4名の名刺代わりA4レジュメで,
コンテンツとメソッドについてのお考えを表明してもらう。
なんだかんだいって,2時間ほど。
080401[mz1]-1 social anxiety; arousal; false feedback
Perception of arousal in social anxiety:
Effects of false feedback during a social interaction
会話中,心拍に関する偽のフィードバックを身体にブルブルッと振動で与えると,
不安が高まり,パフォーマンスの評価が下がり,不安の身体徴候をより報告する...
といった状態になるが,これは高社会不安傾向群に限られたものではなかった。
080401[mz1]-2 OCD; NJREs; guilt
Not just right experience: Is it influenced by feelings of guilt?
自分や周囲の世界が「ちゃんとしていない」感じ(NJREs)と罪悪感の関係。
誘導された(状態)罪悪感×特性罪悪感 → NJREs↑(OCD症状との相関も有意)
080401[mz1]-3 spider phobia; Stroop; "White Noise" paradigm
Information processing biases in spider phobia:
Application of the Stroop and “White Noise” Paradigm
クモ恐怖者のStroop色名呼称において,threat-specificな反応はみられず,
ホワイトノイズパラダイムでもimplicit memory biasのevidenceは見いだされなかった。
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