イメージのイメージ
について,機会を与えられ即興的に熱く議論する。
某氏と。
つうか以前からくすぶっている問題。
その整理のような意味合い。
「対象が現前しないときに,その対象を頭の中に想起する」
ことを一般に「イメージする」というわけだが
(vs. 知覚認知)↑認知心理学的な文脈で出てくるイメージのイメージはこれ。
感覚/運動,どのモダリティについてなのかを特定できる。
この観点からは,以下の★☆は「あいまいな感じ」
イメージされる対象が
過去に経験された状況のようなものであるときは,イコール「記憶想起」だけれども,
そう言い換えられないようなときもあり,
再構成なり加工なりなんらかの操作を加えることにより,
過去に一度も経験されたことのないことも「イメージする」ことはできる(想像-創造のイメージ)。★
「対象」と書いたけれども,
その対象自体も具体的なリアルなモノであるときもあるし,
抽象的な漠とした観念のようなときもある。
↑社会心理学的な文脈で多く出てきそうなイメージのイメージはこれ。☆
コト(状況)はその中間?
さあ,今問題にすべきことがらは,いったいどれなんでしょう。
限定的にしないと拡散する。
分割して考えないと次に進まない。
「視点」と「身体感覚」について,ちょろっと考えてみる。
(でも過去に話し合ったことがあるから,想像-創造的ではなく,記憶想起的に)。
★ 何にもネタがなければ想像-創造もできないわけで,
そう考えると,「過去そのままの内容」と「操作された内容」の比率の問題かもしれない。
☆ どちらかというと「想像-創造的」側な気がするが,これはどうか。
*
そのときは出てこなかったけれど,
イメージされたことの「イメージ」のどういう側面に注目するか,
対象(名詞的)なのか
様態(形容詞的)なのか
あるいはイメージ「する」の仕組み,
仕様(動詞的)なのか
みたいなことも関係するのかも。
*
誰かイメージのイメージに詳しい心理学の専門家はいないだろうか。
イメージのイメージに詳しそうなイメージの人を教えてください(笑)。
「 05. LAB. 【房】」カテゴリの記事
- 研究室研究会(院12-6)120531(2012.05.31)
- 研究室研究会(卒論12-11)120528(2012.05.28)
- 研究室研究会(院12-5+卒論12-10)120524(2012.05.24)
- 研究室研究会(卒論12-9)120521(2012.05.21)
- 研究室研究会(院12-4)120517(2012.05.17)
L'utilisation des commentaires est désactivée pour cette note.
Commentaires