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54 posts pour la période mai 2008

31 mai 2008

4つの用語の変更

Y新聞によりますと,精神神経学会で用語を改訂するのだそうです。

そこに挙げられているのは,

1) 社会不安障害 social anxiety disorder → 「社不安障害」
2) 行為障害 conduct disorder → 「素行障害」
3) 人格障害 personality disorder → 「パーソナリティ障害」
4) 外傷後ストレス障害 PTSD → 「心的外傷後ストレス障害」

他にはあるのかな。

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30 mai 2008

NP-JC/080530

Interpretation of mentalistic actions and sarcastic remarks:
Effects of frontal and posterior lesions on mentalising

"interpretation"AND"social"という検索の結果だそうです。
mentalizing系。「皮肉」を理解する,特に間接的なやつも含めて。
前頭葉病変群 vs. 後方病変群 vs. 健常統制群。(ということで珍しく前vs.後形式の二群分け)
・シナリオを提示して,まず自由反応,ついで選択肢からチョイスして反応,という2段階がある。
・皮肉理解には(やっぱり,なんでも)前頭葉が関連。今回は後方群は成績低下がほとんどない。
 →TPJとかtemporal poleとか,皮肉理解には関係ないか。
・lateralとventromedialはちょっと仕事が違う様子(lesion voxelと課題成績の相関などを検討している)。
 lateralは自由反応に,ventromedialは選択肢からチョイスに(不適切反応を抑制ってこと?)関連。
・「(その言葉には)ウラがある」ことに気づく能力と,適切にウラを理解する能力が構成要素
・(発展)mentalizingにいかほどの「共感」が必要か議論する。それって鍛えられるか,も。
・(発展)皮肉以外の語用論的 and/or 心の理論的言葉遣いをあれこれ。嘘と冗談とか。


Avoidance of emotionally arousing stimuli predicts
social–perceptual impairment in Asperger's syndrome

アスペルガー症候群(AS)と表情認知と視線(アイトラッキング)。
表情認知は,「恐怖」認知が特に低下。反応時間には健常対照群との有意差ない。
「幸福」「驚き」「悲しみ」において,健常対照群より「目のあたりを見ない」。
恐怖表情認知成績と「目のあたりを見ない」度合いには有意な相関がある。
AS群においては,「社会恐怖・社会不安」の程度と,
恐怖表情認知成績や「目のあたりを見ない」ことに有意な相関がある。
・この手の論文では珍しく,多変量的。相関
・目を見ない(で口を見る)のは,やっぱりそのあたりに動きがあるから?
・「扁桃体の過覚醒」というモデルがあるそうだが,それって?
 扁桃体損傷でも扁桃体過覚醒(過活動?)でも「恐怖表情認知低下」があるなら,
 &扁桃体がとりわけ「恐怖」に関係があるというのが正しいならば,
 至適活動量みたいなものがあるってことか?
・(発展)目のあたりを見る量ってのは性別によって変わる,特に相手が好きな異性なら,
 というどこかから入手したという情報を聞く。ほお,そうなんですか。
 どこまでもすれ違うふたり。皮肉な話だねぇ。
・(発展)社会不安障害傾向と「目のあたりをみない」度合いの関係の研究はあるかしらん。

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29 mai 2008

35万と木曜の夜

21時台に,35万アクセスに達しました。

(今日は木曜日ですけれど)
今学期はコンスタントに木曜3・4・5限の授業がありますので,
木曜日の夜になると,ほんとにほっとします。

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"Metaphors We Live By"というタイトルだけ思い出す

今日のひとこま。

読んだことないんだけど(「(なんなのでしょうこの翻訳書のタイトルは)」),
この本のタイトルを思い出す。

メタファーは必要だ。
「完全なる業界用語」を解読して,日常生活的に理解するには,それしかありえない。

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学校神経心理08-08

第6章 The Neuropsychology of Mathematics Disorders。
算数・数学です。

 6.1 Characteristics of children with mathematics disorders.
 6.2 MDs and brain functions
 6.3 Instructional strategies for children with MDs
 6.4 Math case study

先週言い忘れていた,日本語読み書きにおける「漢字かな」問題と,
モデル(二重経路モデル)に関して補足。

今日のところは,ページ数が少なく,歓喜の声があがってました
(私でなく,著者らに感謝すべきですな)。
もっと早く終わるはずが,意外に時間がかかってしまう。

RDsとどれくらい独立したものか,という論調で,「書き」(7章)の前に算数が入っている。
そういうのって,一見意外感があるが,むしろ自然な対比のよう。

MDsは,意味(記憶)タイプと手続き(記憶)タイプと視覚-空間タイプに分類されている。
関連する脳部位は,もっとも古典的には左下頭頂ってことになるが,
結局のところ,「右半球も,左右前頭葉も関係するよね,課題によって」ということ。

ここでも,誤反応分析,プロセスの分析(think aloudとかで)が大事だという話。

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viva延長!!

すいません織り込み済みでした
がんばります。

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延期は残念

娘の遠足(登山)の日だったのですが,
雨で順延。

せっかく昨夜,てるてる坊主を7個も作ったのにねぇ。
(同じ班の7人分とのこと)

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28 mai 2008

今年度の「身体性能検査」終了

年に一度の健康診断のことです。

いつも,
数値的には体重(BMI),
検査されること自体は「血圧」「採血」がチェックポイントです。

血圧の数値はあとでやってくる結果表でマークがつきそうだな。

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研究室断片情報2008.05.27

昨日夕刻~夜の研究会のあらましを断片的に,ぼやかして。

[卒論生]

・先週の発表会の「ふりかえり」。
 真に受けすぎないことが肝要。このことはきわめて重要。
 「ダメ」というのは全然教育的じゃない。根拠も明らかでなく,どうすれば...のヒントもないならなおさら。
・次の会では,電力の無駄でないなら...もちろん可。
・出席の3名に「意外な共通項」。その3人が3人とも「見たことある」論文があるなんて!
・ソシオメトリ?ノミネート法?テーマはぜぇっったい変えないで行こう。
・実はすっごく「臨床的」だという感想を某教員から後で聞き,それを伝達。私は伝達係。
・予想は的中し,そのとき自然と笑みがこぼれていた。
・レパートリーの少ない人は選択の余地がない(「無い袖は振れない」)。しかし,
 レパートリーの多い人は選択の余地があるけれども使いこなせているかはわからない。
 多い少ない,使いこなし状況,そして一押しのあれで,「もうほとんど完成」。
 三点セットであれこれを考えることは,基本中の基本。セオリー通り。だから予想は的中する。
・アレの構造を,ビジュアルに,あらかじめ伝えるような工夫がやっぱり必要かと
 (なお,ヘタ絵は,私としてはティーチングスキルの一環;うまく描けるわけでもないが)。
・望ましいか望ましくないかはひっかかるらしいから削除。なくても話は通じる。
 (※後で院生諸氏から:
   「葛藤」とか「遅延」とか,類縁概念との関係をよく整理せよとの「お達し」。私は伝達係)
・来週は会としてはお休み。オンデマンドで。デマンドが生じないことを願っております。


[院生]

・先日の様子のご報告。いろいろヒントをもらったらしい,そのつもりになれば。
 このあとどうするか,すぐ考えはじめたほうがいい。
・指定された質問者への「想定問答」はかなり当たった?
 意図の不明確な質問は答えにくいですなあ。たぶん,個への視点への指摘だったのだ。
・妄想を先鋭化させてくださいませ。意味を限定させる必要あり。スピードアップ。
・「遠い目標」と「近い目標」。今は近い目標を達成しなければならない。
・検索したら,タイトル・アブストレベルでわりとダイレクトに関係しそうなのが30本弱
 あるらしいでっせ。まずは交通整理してみたら?(※今日やってみたところ,そうでした)
・脳トレの,意外なところでの効果の予測。私は「効果あり」に賭けている。
 ロジカルにはそういうことになるが,現時点ではこれはあくまで賭け事。
 (※よくよく考えてみると,将来的なみなさんは,むしろ「儲からない」ことになる,のかな?
   よろしければ,こちらへどうぞ~)
・脳部位略記号 DLPFCとか は,ふつうに通用するのか?
 それとも知っているふりが上手なだけなのか?
・来週「質的」(なんでぇ?)&「今回時間切れ」のおふたりが先に。
 そうじゃない人がやらなくてよいということにはならない(笑)

私がいなくてもちっとも支障のない感じがよろしい。「師匠のない感じ」でよろしい。
 置物か何かだと思ってください。
 とはいえ,黙して語らず,なわけないですけど。(※事後感想)
15時(15分)~20時30分頃まで。

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微妙なやりとりでToM/mentalizing課題?

メールで交わされる諸事情がらみの裏の話は内容のレベルが高すぎて,
「話がかみ合っているのか,かみあっていないのか」微妙。

話題にあがっている登場人物を推測していったん仮定してみるが,
それが送り手と受け手で一致をみているのかどうかを
もういちど次元をあげて推測しなくてはなりません。
相手のその作業状況を,さらに次元をあげて推測しなければなりません。
下手をすると,
そういう話がこちらに振り向けられる相手の意図なりなんなりをも推測しなければ...
そしてそれがどの程度正確かを推測(...以下飽きるまで延々と)

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26 mai 2008

心理学基礎実験-2008B

今日が学期の折り返し地点。B班。
暑いくらいの陽気でしたが,ときおり風がすーっと入ってきて良い感じ。
眠さとの戦いでもあったかも。

珍しく「今日の相関」をどうするかのご意見が提案されたので
それに従って。
CとBAS1,r = .185, n.s.
手計算による相関係数の算出を熱心にやる人の多い班でした。

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25 mai 2008

DVDレコーダーを買う

家で使っているVHSのデッキが寿命的に故障したので,
ようやくふんぎりをつけて,
DVDレコーダーを購入する。

うちはこれまで,
DVDレコーダーはおろかDVDプレーヤーさえなかったのさ。
(ま,パソコン使えば見ることはできたわけだが)

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ヒューマン・ケア科学方法論 I 2008

土日集中講義のうち,担当は日曜午前の3時間。

とにかく,方法論を語ることがこの授業の開設されている趣旨なのですから,
バリバリと方法論をしゃべる。

中身的には,こちらの本の1章と14章のお世話になる
(っていうか,14章は自分で執筆している箇所なので,
 お世話になるというのはおかしいか)。

おかげさまで,昨年度よりは「心理学」「臨床心理学」の方法論について
偏りすぎずレクチャーできたかな。

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24 mai 2008

キアンコウ

何度目かよく覚えていませんが,
アクアワールド・大洗水族館に家族で行きました。

なぜか今回私は,キアンコウに惹かれました。
あの,動きのほとんどないところ(でも,あくびした)と,ユーモラスな顔立ちに。
...水槽の前でじーっと見ているのは私ぐらいでしたが。

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"From BIS/BAS to the big five"検索者へ

担当しております「心理学基礎実験」第6コースがらみで検索をする「身内的」な人々が多いようで。
結果は班ごとに異なるし,
したがって考察に書かれることもだいぶ異なるし,
「先行研究」と対比しての考察は,必然的な進行かと。

発展的学習(この論文をサーチすることはそういうことになっている)は
大変けっこうなお手前。

こちら↓
From BIS/BAS to the big five

学内からアクセスすればpdfをダウンロードでき,本文を読むことも可能。

さあ,月曜日昼までのレポート提出に,反映させられるか??

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23 mai 2008

NP-JC/080523

Cognitive and psychosocial correlates of alexithymia following traumatic brain injury

頭部外傷者におけるアレキシサイミアと遂行機能(と不安・うつ・QOL)。
・遂行機能を流暢性検査に代表させるのはちょっと...と思う。
 altenating fluency(カテゴリー→語頭音→カテゴリー→語頭音→...みたいな?)
 がいいんだそうで。
・階層的重回帰で,最後に投入のalexithymiaのΔR=.026, p<.05なんだけど,
 発表者は「有意だっつってもそんなちょびっとじゃ意味ないじゃん」という解釈。
 まそうだけど。研究者には研究者なりの結論の持って行き方があるわけで。
・TASっていう質問紙をneuropsychologicalなpatientに適用してみるだけでも,
 十分な目新しさがあるわな。


Medial temporal-lobe damage and memory for emotionally arousing odors

側頭葉内側部(とか扁桃体)切除例におけるニオイの記憶。
ニオイのどういう側面(強さ,快-不快,親しみ,覚醒)が1週間後の再認に関係があるかを含めて。
症例群も健常群も,不快な「臭い」の方を再認できる傾向。
健常群にみられる「ニオイの高覚醒度―再認良好」パターンを,症例群は示さない。
・マニアック...
・実生活上でどういう不利益があるかという話になったが,
 たぶん純粋に生物医学的な興味関心から行われているのだろう....
・こんな最近のPETの論文も,ありました↓
 Functional Neuronal Processing of Body Odors Differs from that of Similar Common Odors
 被験者というよりニオイを提供するのがイヤだとかいう話に。


Reduced startle reflex and aversive noise perception in patients with orbitofrontal cortex lesions

OFC損傷で,驚愕反射が減弱するという話。不快度の評定も低め。
・ちいと神経解剖学のことがわかっていないと難しい話だな。
・OFCによるdown-regulationな影響がある,ということを言いたい,らしい。
・情動反応とかpsychopathyがらみの考察。

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22 mai 2008

学校神経心理08-07

第5章 The Neuropsychology of Reading Disorders。
 5.1 Historical perspective on learning disabilities
 5.2 Characteristics of children with reading disorders.
 5.3 RDs and brain functions
                今日はここまで」 
 5.4 Instructional strategies for children with RDs
 5.5 Reading case study: linking assessment to intervention

でもいつものように初めから英文テキストにしないで,
まずは(軽度)発達障害の概略を,こちらの本(2章)から抜粋的にレクチャー。
範囲の措定と,comorbidityの問題を理解してもらうこと。

「読み」っていってもいろいろな処理過程・いろいろな脳部位が関与していて,
(classical)な神経心理学的知識によって成り立っている私のアタマには
いろいろと新鮮なことがらが詰まっていて勉強になる
(この本の著者によると,そういうのはright hemisphereのお仕事,ということになる)

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21 mai 2008

この図書を推薦しますよ(特別編)

本を推薦しなくてはいけない機会はめったにないのですが,
今日は年に1回定例でやってくる,その日が巡ってきました。
この日のために,毎年どれだけ頭を悩ますことか。

今年度は,2冊。

心理療法におけることばの使い方 つながりをつくるために』(これは恒例)

精神病理学臨床講義』(これは新規に★)

目的がかなり特定されていることと,
「推薦されてその本を読む人」が非常に限定されていることと,
後でレポートを書かなくてはいけないということと,
他の人が選択しなさそうな書籍であることが
選択における制約条件。


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卒業研究第一次発表会臨床領域2008

9時20分スタート,12時頃まで。
あれやこれやの構想をおうかがいする。

キーワード的なところ
【アート,甘いもの,意味づけ,解離,関係希求性,感情,教員生活,
「空気を読める人」,「空気を読めない人」,行動選択,行動の選択肢,
自己,実行,自分らしさ,社会的スキル,柔軟性,状態共感,ストレス,
精神的健康,大学生,対人場面,対人不安,代理的体験,台湾,
他者からの評価,他者との関係性,食べる,テレビ視聴,特性共感,
日常生活,日本,認知,ネガティブ感情,ネガティブな経験,被援助志向性,
ふれる,問題解決能力,やる気,豊かにする,抑うつ傾向,抑制】

 かけることの

メカニズム的修飾語
【維持,過程,軽減,状態,生起,プロセス,評価,モデル,誘発】

 かけることの

論文的修飾語
【影響,比較,関連,検討,効果,要因】(0~2個まぶす)

で,すべてのかたのご発表タイトルは成り立っておりました。

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20 mai 2008

[ありのままの自分とはどういうことか?]検索者へ

自分がそれをありのままの自分と想像するような感じにふるまうことのできる/できている自分,
ということだと思います。

たぶん,
他の人のことやしなくてはならないことをあまり気にせずにいられるという「自己本位」なところと,
自分の思い通りに,自分のしたいようにする/できるという「自己中心性」と,
自分の意に反したことをしないという「自己欺瞞への否定(の願望)」なところが
入り混ざっていると思います。

自分に素直にとか,自分らしくとか,飾らない自分とか,自分に正直にとか,
要するに思考の中心が自分にあるということでしょう。他者にない。
そしてそういうことを考えるのは,今の自分とは異なる自分というのに
何かあこがれとか願望とか目標を抱いたりしているときでしょう。
つまり,現在の自分になにがしかの不満足感があるんでしょう。

ふつうそういう,誰かさんの「ありのままの自分」とやらは,
必ずしも他の人から肯定的にとらえられるとは限りませんし,
他の人から見て,それがその人らしいふるまいと感じられるものとも限りません。
客観的な「ありのままの自分」は存在しえないし,
ましてその「ありのままの自分」への他者からの評価もまたばらばらでしょう。

簡単に言えば,
自分の中に自分が作るややポジティブな幻想ではないでしょうか。
その「ありのままの自分」は,
なんだかたいそう単純なイメージになってはいないでしょうか。
あなたはそんなに単純なんでしょうか。
そういうときに,自分以外の他者のことはどうなっているでしょうか。

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研究室研究会(合同)

夕方というか夜というか。
卒論生と院生と合同で。実は今年度初顔合わせ。
明日の卒論構想発表会の予行演習。
2時間弱。

今までとは違う「緊張感」があるし,
院生諸氏のスルドイツッコミが,それはそれで新鮮。

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「見えない力」と「クエンチ」

に関する安全講習会を受けてきました。
学外の。北のほう。

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080520[mz3][bx1]powerless→実行(遂行)機能低下

080520[mz3][bx1]-1 powerlessness; executive function
Lacking Power Impairs Executive Functions

社会心理学+神経心理学みたいな論文。
よくまあそんなつながりを思いつくもんだ。

大学生対象の実験なんですが,
powerless(低・社会的地位的勢力)→low achievers(という一般的な知見)の間に,
認知的な機能低下の媒介を想定する。

実験は4つ行われて,測度はそれぞれ代表的な実行(遂行)機能課題で,
1)two-back task(updating)
2)Stroop(inhibiting)
3)Tower of Hanoi(planning) ... とここまでMiyake et al. (2000)風の機能下位分類。
4)Goal neglectとStroop
ですが,
独立変数のあれこれの操作が,low-power/high-powerです。

もちろん,そういう方向の結果が得られている(から論文になっている)。

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080520[mz1]Behav. Res. Ther., 46-6

080520[mz1]-1 anxiety sensitivity; body vigilance; pain
Anxiety sensitivity, body vigilance and fear of pain
不安感受性と身体へのビジランスと痛みの関係を調べるふたつの実験。
特性不安,神経症傾向,痛みへの恐れは影響を与えない。


080520[mz1]-2 overgeneral memory(OGM); rumination; modes of processing
Non-ruminative processing reduces overgeneral autobiographical memory retrieval in students
過度に一般化された記憶(OGM)と反すうについて。
反すう的思考スタイルと非反すう的思考スタイルを誘導して文章完成課題(のバリエーション)。
抽象的・評価的な反すう的思考スタイル誘導群は,記憶のspecificityが確かに低下していた。


080520[mz1]-3 alienation; anxiety sensitivity; worry; GAD
Perceived attachment: Relations to anxiety sensitivity, worry, and GAD symptoms
(親や仲間からの)「疎外感」→高不安感受性→心配・GAD症状

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19 mai 2008

心理学基礎実験-2008C

なんだかんだで1ヶ月弱,間があいていました。
今日はC班。

今日の相関。
「誠実性の高い人は「新たな報酬体験の追求」が低得点(目移りしないかも,の意)」
という新たな仮説にチャレンジしました。NEO-FFIのCとBAS3。
r = -.303, n.s.
残念ながら仮説は支持されませんでした。

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ドッジボール

自由参観日。ちょっとだけ参観してきました。午前中。
本当は音楽も理科も参観できるのですが,今日は体育だけ。

校庭でクラス対抗ドッジボール。
(ってことは内野がガヤガヤしすぎていて,烏合の衆って感じだということ;
ニコニコボールということで,途中からボールが2つになったりして)

昔も今も,小学生はドッジボールが大好きであることがよくわかりました。
見ているこっちもなんだか楽しい。
あとで娘の言うことには,「すっげぇニヤニヤして見てた」んだそうです。

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17 mai 2008

「知覚型視覚性失認」なんですか?(マニアな皆様向け)

神経学用語集改訂第3版が売られていたので購入しました。
改訂第2版が1993年発行ですから,もう15年経ってるのか...

ま,それはともかく,
apperceptive visual agnosia → 覚型視覚性失認
となっているのは
そういう訳にしたということなのか,
たんなる誤植なのか,
非常に気になる。

だって,

(1)知覚型視覚性失認と書き表している文献を見たことがない。
(2)apperceptionそのものの訳は 統覚 となっている。

ここは,覚型視覚性失認でしょう。

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認定委員会・5月

本郷三丁目。

本日は冒頭に理事長もおいでになる。

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飲み会は楽しい

カラオケに行く二次会の前に帰ってきてしまいましたが,
楽しい研究室の飲み会。今回は院生さんオンリー。
日付が変わる前に...昨日中に...もちろん帰宅しました。

できるかぎり説教くさくしないところと,適度な自己開示が肝要です。

とは言いつつも,まあ職業的に教員のはしくれなわけでして,
各人に期待するところを加味した,各人ごとの「指導プラン」の存在を吐露してみたり
(あたり前のことなんですけど...人それぞれに良いところは違うのですから)
ってのは初めて公言したのかな。
そして,そのことに驚かれることに驚く。

あえて皆に当てはまる共通プランを挙げれば,「同じ人は二人といらない」ということです。
似たような人たちに育てるようなまねをしない☆ことが,なにより大事なことだと思ってます。

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16 mai 2008

NP-JC/080516

つうことで始まりました。

 *

「メンタルローテション」系の話。特に提示される画像が「手」であるときに,
視覚的なイメージなのか運動的なイメージなのか(ってそんなに明瞭に分けられるのかい)
が議論される。

Solving a mental rotation task in congenital hemiparesis:
Motor imagery versus visual imagery

左右差がないこと→視覚的イメージ方略,というロジックには納得がいかない。

Frontostriatal circuits are necessary for visuomotor transformation:
Mental rotation in Parkinson's disease

PDの発症側と,提示される(実際には「基準ではない方の」)視野との関係
(と半球ごとの処理の相違)。

 *

「半側空間無視」での注意の問題。

Effects of emotional and non-emotional cues on visual search in neglect patients:
Evidence for distinct sources of attentional guidance

色や表情手がかりの累加で無視側へのアテンションが向上する
(frontoparietalではないルート使う)。

Effects of emotional prosody on auditory extinction for voices
in patients with spatial neglect

半側空間無視症例で,両耳分離聴課題(→ってのがそもそもあんまり「聞いた」ことない話)。
声の主が男性か女性かを判断する課題ですが,
左耳からの提示は成績が低下する(→半側無視の傾向は聴覚モダリティでも;へぇ~)。
中性的音声よりも情動的プロソディのかぶった音声の方が誤答率が低下する。

 *

「前頭葉」系というか,感覚運動っぽくないところ。

Theory of mind following traumatic brain injury:
The role of emotion recognition and executive dysfunction

頭部外傷で表情認知・心の理論・遂行機能の関連は?
少なくともTBIでの心の理論課題は,いささか遂行機能に関連がある,との結論。
→議論のあるところですが,局所性脳損傷での研究とは異なる方向の結論な気がする。

Electrophysiological assessment of impulsive behavior in healthy subjects
CPT(Continuous Performance Test)と
衝動性(EysenckのI7という質問紙)とEEGと前頭葉。
衝動性尺度得点と,EEGから推定されるCPT遂行中のcentroidの位置の関連を
調べているらしい(詳細不明)。

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15 mai 2008

我が国の学術研究の将来を担う人材となりうるかなどの資質


申請者の研究課題遂行能力及び我が国の学術研究の将来を担う人材と
なりうるかなどの資質について評価してください。

という評価書を作成する×2通。午前中。

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学校神経心理08-06

第4章 Linking Assessment to Intervention. というところ。
 4.1 The cognitive hypothesis-testing model
 4.2 Assessment tools for CHT
 4.3 Behavioral neuropsychology and problem-solving consultation
 4.4 Linking assessment to intervention: a case study

著者らの推すcognitive hypothesis-testing(CHT)モデルは,アセスメントだけじゃなっくて
介入においても使える(循環的なモデルなので,グルグル回しながら,というイメージ)

demands analysisというメソッドについて。

介入の基本のようにして示されているのは
single-subject(within/single-case)デザインであって,そのあたりの解説など。

 *

適度な端折り気味(ちょっと体調がよろしくなかった)こともあり,
4章すべて終わった,ということにする。

これでようやく総論的なところが終了で,あとは各論的。

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14 mai 2008

5つの会議

毎度のことですが,第2水曜日,定例の5つの会議。

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13 mai 2008

080513[mz1]Cogn.Ther.Res., 32-3

080513[mz1]-1 thought suppression; ironic process theory
I Feel Fine but the Glass is Still Half Empty:
Thought Suppression Biases Information Processing
Despite Recovery from a Dysphoric Mood State

不快気分(dysphoric)誘導中に思考抑制すると,その抑制期間の後,
不快気分はおさまっているのに否定的思考へのアクセシビリティはあがったままになる。


080513[mz1]-2 spider fear; interpretation bias
Training Non-Threatening Interpretations in Spider Fear
クモ恐怖症者に「解釈」のトレーニング(シナリオで)を施す実験的検討。
ポジティブ解釈トレーニングはたしかに肯定語への反応を良くする効果があったが,
肝心のリアルクモへの恐怖はネガティブ解釈トレーニング群・トレーニング無し群と差がなかった。
※あらあら。


080513[mz1]-3 spider phobia; expectancy bias; fear; disgust
Expectancy Bias for Fear and Disgust and Behavioral Avoidance in Spider Fearful Individuals
画像(クモ or 嫌悪刺激 or 中性刺激) →★→ 表情(恐怖 or 嫌悪 or 中性)
という流れで,★の時点で「次に来る表情は何か」予測させると,
クモ恐怖症者は「嫌悪」って答える(嫌悪表情へのexpectancy bias)。
そのバイアスは,BAT課題での箱へ近づき具合とか教示に従う度合いと関連がみられた。


080513[mz1]-4 perfectionism
How Do the Dimensions of Perfectionism Relate to Mental Health?
完全主義が多次元的なのはいまや常識で,
それらがそれぞれ,あれやこれやの精神的健康に影響を及ぼすという話はいくらでも
ありますが,今回は
"Pure Personal Standards"(←にオリジナリティが)と"Maladaptive Evaluative Concern"が
抑うつ・不安・ストレス・否定的評価への恐れ(社会不安)・摂食障害・ポジ/ネガ気分と
(随伴性自己価値感とか自己隠蔽とかを間に入れて)どういう関係になっているか。
※変量が多すぎる質問紙ってのもどうかと思うが。SEMでもなく,mediator analysis。

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12 mai 2008

写真に納まる

帰り際に,そういうことになる。
→かなりレアものだと思います。

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状況変化の認知・行動と対人関係(とおせんべい)

そういうアカデミックな議論をする。

(おせんべいをいただきました)

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080512[mz1]J. Anx. Disord., 22-5

080512[mz1]-1 disgust; blood/injury phobia
Behavioral avoidance and self-reported fainting symptoms
in blood/injury fearful individuals:
An experimental test of disgust domain specificity

嫌悪とbehavioral avoidance taskにおけるfainting symptom(と領域特異性)。
さて,月末に今年度の「健康診断」がありますのでにわかに緊張が高まっております
健康診断phobicな私(体重と血圧と採血),
faintせず無難にこなせるでしょうか。


080512[mz1]-2 social anxiety; rumination
Social anxiety and ruminative self-focus

experientialモードな("Focus your attention on your experience of ...")
自己焦点的思考・注意によって不安気分は低下するが,
analyticalモード("Think about ...")では減少しない。
なお被験者間でモード条件を割り振り,被験者内ではなく。

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11 mai 2008

ナンクッキー?クッキーナン?

母の日ということで,娘がお料理にチャレンジ。
(をサポートするという名目で,私がカレーを作ったりしているわけですが)

ナンをクッキーみたいに型抜きして楽しんでしまうとは。

ナンクッキー?クッキーナン?

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10 mai 2008

学士会館というところ

後輩の新婦の結婚式・披露宴にお招きいただきまして,
家族皆で神保町の学士会館に行ってまいりました。
ご結婚おめでとうございます。
良いお式でした。

新婦にお目にかかるのも久しぶり,
席次表で「新婦先輩」「新婦友人」に当たる人々の中にも,
お目にかかるのが5・6年ぶりくらいの懐かしい人々もいらして,
同窓会的でもありました。

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080510[bx1]セルフサービングな作話

080510[bx1]-2 confabulation; self-serving bias
Self-serving confabulation in prose recall

健忘症で作話傾向がみられる人々は,自己参照的な話題の際に,
ネガティブな内容をよりポジティブな,自己高揚的な内容にバイアスをかけるという。

これは,ネガティブな内容自体を記銘・保持・想起できないとか,
コンテンツがポジティブになるように変容するということなどによるのではなく,
健常者にも通常みられるセルフサービングな歪みが誇張される
(それを制御調整する機構になんらかの障害があることにより),
と解釈できる。

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080510[bx1]アルツハイマー病で嫌悪刺激認知が保たれる

080510[bx1]-1 disgust; emotion recognition; facial affect recognition
Recognition of disgust is selectively preserved in Alzheimer's disease

アルツハイマー病患者(AD)群,(年齢をマッチさせた)older controls,
そしてyounger controlsの3群で,
静止画表情課題および社会的場面の動画課題を課し,
6感情のいずれにマッチするかを選択させた。

全体にみると,両課題とも群の主効果はみられ,アルツハイマー病患者群は他の2群より
成績が低下していた。
静止画表情課題では,
感情カテゴリーごとにみると,怒り・悲しみ・恐れ・驚き・幸せの5感情では上のような傾向が
群間にみられるが,嫌悪のみ群間に差がなかった
動画課題では,
群の主効果,感情タイプの主効果は有意であったが,交互作用は有意ではなかった。

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09 mai 2008

神経心理学雑誌論文を読む会というのを始めてみることになる

こっちのジャーナルクラブを先に開始することになった。NP-JC。
私を入れて4名。

とりあえずの方針とルールを決めてみるが柔軟に。

1) Neuropsychologia または Cortex からセレクト。
2) イメージングの研究はここでは読まず,ケーススタディまたはグループスタディ論文を中心に,
  症例ではない健常者対象の,神経心理学テイストをまぶした感じの実験論文もOK。
3) ひとりあたり1回に(少なくとも)2本の,テーマ的に関連のある論文の概要を紹介。
4) 毎回3人全員がする;けっして4ではなく。
5) その回で扱う論文のテーマは各自設定してよい。
6) 必ずしも新しい論文でなくてよい
  (Neuropsychologiaは1963年から,Cortexは1964年から(1997~onlineでいけるみたい);
   よりどりみどり)。
7) レジュメは1本につきA4の1枚以内におさめる。
8) 毎週金曜日朝10時スタート★

「勉強」のためにではなく
「研究」のために論文を読みましょう,気持ちとしては。

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08 mai 2008

学校神経心理08-05

前回の続き)3章をやったら終わってしまった。

3.3 Interpreting test results from a neuropsychological perspective
は,いわゆるふつうの意味での神経心理学のところですが,
なんだか切れ味悪い感じの解説になってしまい,
(記載された神経心理症状を説明しはじめたらキリがない;もっとスマートにできる方法はあるのか)

自己嫌悪気味。

.

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さすがに目が覚めましたが

夜中の地震。

1回目は震度3,
2回目は震度4だったそうで。

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080508[mz3]パーソナリティと個人差,45-1

080508[mz3]-1 consideration of future consequences(CFC); self-control; ego-depletion
Consideration of future consequences, ego-depletion, and self-control:
Support for distinguishing between CFC-Immediate and CFC-Future sub-scales

「近い将来を考える」「遠い将来を考える」質問紙。
「近い」ほうは特性的な自己コントロールと関係しており,
ego-depletionと交互作用してtemporal discountng
※...って最近身近で耳にするあの話に関係する気がする。


080508[mz3]-2 social anxiety; perfectionism
Social anxiety and socially prescribed perfectionism:
Unique and interactive relationships with maladaptive appraisal of interpersonal situations

社会不安障害傾向と社会規定的完全主義(SPP)が
自己/他者評価基準間のディスクレパンシーの大きさを説明するとか(SPPがmoderator)。


080508[mz3]-3 delusional ideation; dissociative experiences; false memory
The influence of delusional ideation and dissociative experiences
on the resistance to false memories in normal healthy subjects

妄想様観念や解離経験とfalse memories。


080508[mz3]-4 statistics anxiety
The structure of the statistics anxiety rating scale:
A confirmatory factor analysis using UK psychology students

アハハ...UKの心理学徒も「「統計不安」」があるらしい。
確認的因子分析で6因子構造がベスト。その6因子とは,
Test; Interpretation; Ask for help; Worth; Teacher; Self-conceptだそうです。


080508[mz3]-5 emotional contagion; TCI
The relationship between the Biosocial Model of Personality and
susceptibility to emotional contagion: A structural equation modeling approach

TCIで測定されるパーソナリティと情動伝染(emotional contagion)のしやすさの関係。
<気質>のうち「報酬依存」は5つの領域(幸福・愛・怒り・恐怖・悲しみ)のすべてにパスが,
「新奇性追求」と「固執」は全然関係なく,
<気質>の「損害回避」と<性格>の3側面はいくつかの領域にそれぞれパスがひかれる。


080508[mz3]-6 indecisiveness; informational tunnel vision; confirmation bias
Indecisiveness and informational tunnel vision
不決断(優柔不断)は,他の選択肢を見ることから生じるのではなく,
これにしよっと思うものを「もっとじっくり見なくちゃ」
(情報的な「トンネル視」=むしろ他を見ない)から生じるという話。確証バイアス。
※体感的経験的に納得。

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07 mai 2008

卒論(仮)題目

を3名分,相談の上確定する
(先週末に1名確定したので,現在のところ4名)。

やりたいことの中身を絞り込んで,
先行研究を探してみて,少々の知恵をつけ,
 「しかし...」(~は検討されていない)
 「そこで...」(~を検討する)をはっきりさせる。
と,
「問題と目的」の概略が書けますわな。

そして,方法についての"想像"。

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06 mai 2008

浜名湖周辺

に行ってました。2泊3日。

妻の実家にご挨拶ということですが,その「家」建て替え中なもので,
浜名湖周辺をまわる感じで観光と宿泊。
三ヶ日の琴水というところと,
舘山寺の九重というところに宿泊。

こどもの日は娘の要望でパルパルに行きましたがあいにくな天候で。
夏にでもリベンジしたいそうです。

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04 mai 2008

080504[mz1]「衝動性と強迫性症状」ではなくって

080504[mz1]-1 impulsivity; OCD
Impulsivity in non-clinical persons with obsessive-compulsive symptoms

そういうアバウトな言い方ではダメですよ,という論文。
衝動性をUPPSで,OCDをOCI-Rという質問紙で測定。
UPPSの下位4尺度と,強迫性症状の下位6尺度の関係を整理
(BDI-IIで測定された抑うつの程度をコントロール)したらこうなる。

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03 mai 2008

34万と(久しぶりの)ハトレ丸

23時台に(表示上の)34万アクセスに達しました。

今日はどんな日だったか。

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080503[bx1]CAMBRIDGE gambling taskと島と「良くない結果」

080503[bx1]-3 Cambridge Gambling Task; decision making; vmPFC; insular
Differential effects of insular and ventromedial prefrontal cortex lesions
on risky decision-making

「ケンブリッジの」ギャンブルは「アイオワ」のギャンブルと違って,
当たり外れの不透明性が低く,
その都度「賭ける」「賭けない」の選択ができるようで。

どんな感じかっていうと...

   □□□□□■■■■■   ←白と黒の比率は
   □□□□□□□□■■   ←その都度変わる。

      □     ■

上の10個の四角,白と黒(実際は赤と青)のどこかに「当たり」があるので,
1)白と黒のどちらかを選択してください。
  (白黒比によって,当たり/外れの「確率」は明示されている)

2)(掛け金は装置側が自動で,5種類くらいの金額を表示してくる)
  その金を「賭ける」「賭けない」を選択してください。


このような"Cambridge Gambling Task"を用いて,
腹内側前頭前野(vmPFC)損傷群と島(insular)損傷群とその他前頭前野(dl/vlPFC)損傷群と
健常対照群でギャンブルの様子を比較。

vmPFC群はオッズに対する感受性はあるものの(9:1や8:2と,6:4や5:5では賭け方が変わる),
全般に「賭ける」選択が多い(conservativeではない;特に「5:5のとき「賭ける」」で顕著)。

insular群ではオッズに対する感受性がフラットであり(比率で賭け方があまり変わらない),
トータルで見るともっとも「破産的」になる。
「良くない結果」への感受性ということと島が関係している。

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080503[bx1]ネガティブなフィードバックによる学習とVMF

080503[bx1]-2 decision making; probabilistic reinforcement learning; OFC; VMF
The human ventromedial frontal lobe is critical for learning from negative feedback

VMF(=both medial OFC and adjacent ventral medial PFC)
内側眼窩前頭皮質・腹内側前頭前野損傷群における
強化学習/value-basedな意思決定課題の特徴。

ひらがなを刺激としている。
<学習段階>では
ふたつのひらがなが提示され[ぬ ゆ],一方が正解,他方が不正解となるような対を
3ペア学習する。以降論文では,[A B], [C D], [E F]。
このとき,ペアごとにその正解/不正解の確率を調整してフィードバックする。
[A B]の学習で,Aが正解である確率が85%,Bが正解である確率が15%など。

基準に達したところで
<テスト段階>に移行する。
テスト段階では
学習段階では出現しないペアを提示し,
[A C],[A D],[A E],[A F]のようなペアにおいてAを選択することを
ポジティブフィードバックによる学習,
[B C],[B D],[B E],[B F]のようなペアにおいてBを選択しないことを
ネガティブフィードバックによる学習という。

テスト段階でどちらの文字を選択するかによって,
ポジティブフィードバックによる学習と
ネガティブフィードバックによる学習を分けてとらえることができる。

VMF損傷患者は,健常対照群,背外側前頭前野損傷群と比較して,
Aを選択する率(ポジティブフィードバックによる学習)には低下がみられないが,
Bを選択しない率(ネガティブフィードバックによる学習)には有意な低下が認められた。

つまり,
VMFはネガティブフィードバックによる学習に関与している,ということ。

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080503[bx1]ハンドグリップでアパシーを測定

080503[bx1]-1 apathy; reward; efort; incentive motivation; AAD; PD
Disconnecting force from money:
effects of basal ganglia damage on incentive motivation

ハンドグリップをぎゅっと握ることでアパシーを測定する,という点と,
auto-activation deficit=AAD(フランス語圏で提唱されている,"Perte d'autoactivation psychique")
を対象にしている点がもの珍しい。
AADは,外的刺激によって駆動する行動は正常であるにもかかわらず,
自己駆動型の行動が減少するという症候のことで,アパシーの特異な型と考えられている。

このAAD群(両側大脳基底核淡蒼球病変)13例と,比較対照としてパーキンソン病(PD)群13例,
健常対照群26名に,ハンドグリップを用いた課題を課し,結果を比較した。

instructed taskでは,画面に3段階の強さ(40%/80%/120%)のうちのひとつが表示され,
その強さでハンドグリップを握るように調整することが教示された。
incentive taskでは,3段階の金額(1ユーロ/10ユーロ/50ユーロ)のうちのひとつが表示され,
「強く握れば握るほど」「最大でその表示された金額を得られる」ことが教示された。

その結果,
1) AAD群もPD群も,instructed課題において,3段階の握りの強さ調整が可能であった。
2) incentive課題において,PD群は(健常対照群にくらべると変化がフラットではあるが),
  金額が上昇するほど「強く」握る(=ことによりお金を獲得しようとした)が,
  AAD群ではそのような傾向がまったく見られず,金額の違いと握る強さに関係がみられなかった。
3) しかし,同課題において測定したskin conductanceは,金額の違いを反映していた;
  健常対照群に比べると,AAD群もPD群も3段階の変化がフラットな傾向にあるが)

したがって,
1) AAD群もPD群も,外的刺激駆動型の握りは行われ,強さの調整も可能だった。
2) AAD群では「可能な最大金額」を得るために「強く握る」という自己駆動型の握りが行われない。
  PD群では金額の大きさに応じて握りの強さが強まるが,その変化量は健常対照群に比べて弱い。
3) AAD群もPD群も金額の大きさに"affectiveに"反応してskin conductanceが上昇するが,
  その変化量は健常対照群に比べて弱い。

つまり,PD群のアパシーはmotorにもaffectiveにも等しく減弱傾向があり,
AAD群のアパシーの特徴としては,さらにとりわけmotorにかかる「消失」があり,
affectiveな側面とmotorの側面の乖離傾向が強い,ということになる。

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01 mai 2008

080501[bx2]なぜ我々は飲むのが好きか

080501[bx2]-1 alcohol; reward; striatum; fMRI
Why We Like to Drink: A Functional Magnetic Resonance Imaging Study
of the Rewarding and Anxiolytic Effects of Alcohol

腹側線条体が賦活して,
報酬になっている(&多幸的になる=抗不安効果)から。

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学校神経心理08-04

前半は,前回の2章の続き。

2.7 An Axis integrated: I. higher-level processes and the frontal lobe
2.8 The left-right axis and the cerebral hemispheres

特にその2.8,側性化の理論で,
<素材特異的でなくプロセス特異的>というトレンドであり,
(「総合科目」でもそう説明している)
そういう流れで,
単純/複雑,単一モダリティ/複数モダリティ,既知/未知(新奇)みたいな説明も。

だから,

...How are right-hemisphere processes important for learning?
The answer is that right-hemisphere processes are essential for learning,
but we typically don't assess these processes well with our standardized measures. ...

...Learning is about acquiring new information, and children with right-hemisphere dysfunction
are likely to prefer relying on previously learned information rather than adjusting to the
novel demands of a new learning situation. ...
(pp. 75-76)

ということに。
そのあたりが,(たぶん)私の右半球処理を促しかつ授業の趣旨に関連するところでした。

 *

後半になって第3章に突入。

Neuropsychological Approaches to Assessment Interpretation.
 3.1 Developmental neuropsychological Assessment
 3.2 The scientific method in neuropsychological assessment
                今日はここの途中まで」
 3.3 Interpreting test results from a neuropsychological perspective
 3.4 The CHT approach to report writing

3.2でいう科学的方法とは,仮説検証スタイルのことであって,この本では
Cognitive Hypothesis Testing(CHT)と言っている。
したがって,姿勢としては
 1) 複数の仮説を念頭におきつつ,それらを徐々にrefuteすることが肝要
 2) 仮説を支持しない経験的データが得られたら,仮説を柔軟に変更しうる
※仮説に沿うデータにばかり注目したり,ひとつの仮説にしがみつく姿勢は禁物

あまりにもあたりまえのこと。
      ↑
特定の理論や特定の技法や特定の人物を信奉(or崇拝)するようなかんじの人々には
そういうことが難しいのかもね;余談です。

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