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02 juil. 2008

080702[bx2]私の顔と私の名前

080702[bx2] self recognition; self-face; self-name; temporoparietal; fMRI
Face-specific and domain-general characteristics of
cortical responses during self-recognition

どっちも「私」に関係するわけだから,脳のどこかに「私」に共通する領域があるかもしれない。
イメージングで「私探し」。

自分,友人,知らない人の顔・名前でactivateされる脳領域を検討したところ,
そういう自己認知は
「側頭頭頂領域が活動しないこと」,
(他者との)社会的相互作用に関わる準備をしないでいる/する必要がないこと,
と説明されることになるらしい。

連想的に思ったのは,
アルツハイマー病などの,変性性疾患による認知症で生じる場合がある「鏡現象」で,
鏡に映った自分に向かって(他人に向かって話すように)話しかける,という現象。

アルツハイマー病の認知症では,(両側)側頭頭頂葉TPの血流低下が報告されることが多い。
(直接的に,この現象と脳の変化を対応づけた先行研究はなさそう)

おそらくは,自他の区別がつかず,社会的相互作用を開始してしまう現象なのでしょう。

 *

そうすると,

鏡現象は,認知症者ではTPの脳血流が低下して自己認知が低下する?
今回のイメージングでは,健常者はTPの脳血流が低下して自己認知が成立する?
ってことになり,そのままではしっくりこない。

では他には?
・鏡現象とTPは直接関連がない?
・自他の識別によってTPの活動を統御する(suppressする)別の脳部位があるとか?


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