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08 sept. 2008

心理学英書講読-2

グループ4:
The Psychology of Voluntary Employee Turnover
離職・転職するときの意思決定のモデル。Image theoryとThe Unfolding Model。
辞め方というか変わり方には5パターン(paths)あるとのこと。

グループ1:
Molecular Genetic Studies of Eating Disorders: Current Status and Future Directions
摂食障害と分子遺伝学。セロトニン受容体。BDNF。エストロゲンが有力なCandidates。
いずれも摂食(food intake)や気分に関連がある。

グループ6:
From Nonhuman to Human Mind: What Changed and Why?
ヒトとチンパンジー・ボノボと違うところ。ヒトとイヌが同じところ。オオカミの飼育...
そういうようなことはどのようなメカニズムで発生してきたか。

グループ3:
Adaptation to Sperm Competition in Humans
女性の不倫と男性の「精子競争」という内容。進化的観点絡み。
※ちょっと「発表」しにくい内容でしたが,しかしそういっていては研究は進展しない。

グループ5:
Risk Taking in Adolescence: New Perspectives From Brain and Behavioral Science
「論理的推論」と「心理社会的成熟」,脳の「社会情動ネットワーク」と「認知制御ネットワーク」の
発達のズレによって,青年期のリスクテイキング行動を説明する,という話。

グループ2:
Psychosocial Factors and Disease Progression in Cancer
ガンの発生・進行と神経・内分泌・免疫と心理社会的要因の関係について。
しくみ,ということを考えたbiobehavioral interventionを考えないとね。
psychological(psychosocial)だけでなく。

宿題
Implicit–Explicit Relations

生物学的な感じのが多かったですが,
心理学は生物学の一部門なんだからしょうがない。
そういう意識を持ってもらうにはよい回でした。

 *

まだまだ,10分でコンパクトに発表するということには慣れていない。
時間があるからといって,自分の担当箇所(だいたいそういう風に分業する傾向)を
全訳とかしてしまうと(高校英語の悪しき習慣そのままに),
ついつい自分のところをたくさんしゃべりたくなって長くなってしまう。困ったもんだ。
それゆえ,論文の全体的な構成に意識が向かない。
もっと全体構成に気を配って,論文を「説明」してください(→というのが次回の課題)。

 *

先週の「宿題」は11名提出。さいさきのよいスタート!?なんでしょうきっと。

 *

来週は祝日,再来週は日心のため「自習」。
そしてそのさらに翌週は,1クラ=「A」との合同授業でした。部屋を間違えないように。
(私は「福引券」増産を忘れないように)

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Commentaires

英文をさーっと読むのがいつの間にかできなくなってました。
今学期の終わりにはまたできるようにしたいです…

あ、うっかり「福引券」持って帰ってきてしまいました…。
29日に必ずお返しします!

Rédigé par: いちかわ | 10 sept. 2008 00:29

さーっと読んでざっくりと説明してください。
パラグラフリーディングという概念があれば,
比較的容易です。

いちかわだけじゃなく他に数人は読んでいるみたいだから
(オモテには顔を出さないが),
そういうみなさんもぜひ。

Rédigé par: m0ch1 | 10 sept. 2008 11:49

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