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21 sept. 2008

日本心理学会第72回大会第3日(私は第2日)

昨日の件のリベンジのために(ささやかな「見返し」のために),
札幌駅から会場まで歩いて移動する。構内散策。
途中知り合いの先生と研究のことで話しあいながら。
40分かかるというのはウソで,もっと早く着きました。

午前中1件,午後の早いほうで1件,院生の発表があり,
やっぱり余興的なプレゼンをそれぞれ1回だけ,楽しくさせてもらいました。
(わざわざ見に来られた方も,もしかしたらいたようなんですが...
そんな端の方からチラ見しないで,堂々と来てくださればよかったのに)

たぶんつつがなく,そしてこの学会で発表することの有用性があったことでしょう,彼らには。
・どうも私とそれらの発表内容の整合性がにわかには見いだされていないようですが,
 ちょうどいないときに来てくださった方もいたようで...
 これらもまた,私の関心(専門の第二領域的に)の範疇です。

その他のポスターを見てまわる。だいたい全部の部屋に入ってみました。
 今日は比較的,人的つながりのあるところを中心にでしたが。

午後の夕方時間帯は,S19のシンポジウムに行ってみるが(途中からですけど)...
この学会の参加者の,この問題への意識の低さが如実に表れるような出席者数でした。
なんか見渡すと,誰がいるのかわかっちゃうような人数の。
ダメだなこれじゃ。いろいろ。

某出版関係の方に「ブログ見ている」と言われまして,またもや恐縮する。
特に出版関係の方々には,なんとも。頭もあがらなければ足を向けて寝ることもできず直視できず...
すいません×3であります。たいていいつもなものですから。
したがって,こういうのを<脅威的状況>というのです。心理学的には。フリーズ。

 *

院生さんたちとご一緒させていただきまして(こういうときは彼らにお任せするのがよろし),
お昼はスープカレー。
夕飯の飲み会は美唄焼き鳥を。
↑今日は研究室+αの構成でありました。
 なんでいつもこういう話になるんでしょう,の理由は私にあるらしかった。
 そうはいうけれど,それを引き出すきっかけはいつも私以外からやってくる。

帰り際,一日空けての再検査信頼性を確かめる/あるいは「セカンドオピニオン」のための
テストを実施している院生がいましたが。
結果は,一回目の結果と二回目の結果に,整合的な知見を得ることができなかったようです。
もう少し実用的にいえば<<あてにならない>>ということですね。
ただし,コンテンツがあてにならないのか,人があてにならないのかは,場合によるようで。
こちら側の帰属スタイルも関係してまいります。

 *

いろいろな勧誘とか誘惑とかお申し出とかを振り切ってホテルに戻ってくる。
なんていうか。

 *

この学会に来ると,
「業界で求められていること」,「私はどういう人と見られているのか」,
「自分の立ち位置はどういうところにあるのか」を確認できるようなところがあるので
(少しそれらに主張的に抗しているところもあるのですが),
その点でも意味のある学会です。
特に,こんなにちゃんとポスターを見てまわったことがなかったので,その点は参考になりました
(来年は京都かな?またポスター中心でいこう。
 そして関係諸氏は行けるように研究(私自身も?,それから○論指導という名の共同研究で)
がんばりましょう。
あくまでも,「研究」です。

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Commentaires

大事なことをひとつ書き漏らしていました。

今回の大会を運営してくださった,
準備委員会の先生方,事務局員のみなさん,
それから院生・学生のスタッフのみなさん,
お疲れさまでございました。
充実した時間を過ごさせていただき,大変感謝しております。

Rédigé par: m0ch1 | 22 sept. 2008 17:39

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