081113[mz1]Cogn. Ther. Res., 32-6
081113[mz1]-1 rumination; brooding; perfectionism; depression
Brooding Perfectionism:
Refining the Roles of Rumination and Perfectionism in the Etiology of Depression
自己志向的/社会規定的完全主義高×brooding反すう高×ストレス経験多
→dysphoriaが高まる。
完全主義の高さもbrooding rumination傾向の強さも抑うつ傾向の「素因」となる。
081113[mz1]-2 health anxiety; hypochondriasis; emotional Stroop; attentional bias
Enhanced Early Emotional Intrusion Effects and
Proportional Habituation of Threat Response for Symptom and Illness Words
in College Students with Elevated Health Anxiety
健康不安(心気症)と注意バイアスをemotional Strop taskで。
思ったほど効果が現れなかったけれども,
「症状語」と「疾患語」とか,順序の効果とか,arousalとのinteractionとか。
081113[mz1]-3 schemas; depression
Schematic Processing: A Comparison of Clinically Depressed,
Dysphoric, and Nondepressed College Students
抑うつのある人だけがネガティブにバイアスのかかった解釈をする
スキーマ処理をするのか(Beck理論),
そうでない人もバイアスがかかっているのか(Dykman)を,
depressed/dysphoric/nondepressedな大学生を対象に実験的に検討。
→たしかにdepressedはネガティブに偏った解釈をするが,そうでない人々も
ネガティブバイアスがないわけではない(程度の問題)&
ポジティブバイアスの量が異なる(中身の問題)。
来年度は「臨床心理学実践演習」というのを分担で担当することになるらしいのだが,
(他の領域もすべてほとんど「○○心理学実践演習」が設けられ,
基本的に全教員が担当することになるらしい)
受講生がくればそこで,この手の(昨年度までの「臨床心理学演習I」のような)論文を
読む機会が/も作られることになろう。
イメージとしては,卒論前の「プレゼミ」。もしくは,卒論前の「徒弟制」。
学生さんからすると「心理学研究法」もあり,
教員からすると個々の「○○心理学演習」("実践"のつかない;
おいらの場合には「神経心理学演習」)もあるわけで,
その辺の配分というか棲み分けというかは考えどころ。
私としては,とてもやりやすいんだけど...
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