visuospatial working memoryをうまいこと説明する例
...を大募集中。
視空間的な,ワーキングメモリを要する,日常的な活動の。
ふるってコメントいただけましたら幸いです。
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Commentaires
あんまりうまくないかもしれないですが。何か写実するときはVSWMを使ってそうな気がします。あと、カバンをひったくった犯人の顔を覚えとく、なんてどうでしょう。
ワーキングメモリーについての知識があやふやだと言われそうで怖いですね、このコメント欄は。
Rédigé par: kob@tokyo | 08 déc. 2008 22:30
写実ってのはcopyのことかしら。
それは,そうだね。お手本と描くべき用紙の間に。
顔は,ビミョーかも。
ありがとうございます。
Rédigé par: m0ch1 | 09 déc. 2008 21:16
Baddeley(2007)によると,彼が視空間記憶に関心を持つようになったのは,ラジオでアメフトの試合を聞きながら車を運転していたときの経験からだそうです。
Baddeley先生はアメフトの大ファンのようで,試合の様子を強くイメージしながらアメリカの自動車道(高速道路?)を運転していたそうです。
そうしているうちに,知らず知らず自分が車線をはみ出して運転していることに気づいて,あわててラジオを切ったとか。
ということで,視覚的なイメージを使いながらの運転,というのはいかがでしょうか。
具体的には,カーナビやテレビを見ながらの運転などでしょうか。
あるいは,将棋やチェスで次の手を考えているときも視空間的WMをよく使っているかもしれません。
実際の盤面を見ながら,想像上の駒を動かしたり次の局面をイメージすることになるかと思います。
Rédigé par: 傍観者 | 09 déc. 2008 22:11
先生のファンを名乗る編集者です。図々しくもコメントしてみます…。
私は校正時に結構視空間的なWMを使っているような気がします。
・用紙Aと用紙Bの内容は一字一句同じか、
・全体的に眺めて「違和感」のある文字や記号はないか、
などを見ている時に。
また、アナログな文字検索をしている時は特に感じます。
例えば、「1つ」を「一つ」に直したくて「1つ」を探す時は、頭の中に「1つ」というビジュアルを保持して、紙面や画面の文字と照らし合わせますので。
ちなみに「1つ」を探しながら偶然見つけた「2つ」を直すかどうかを判断するのも、なかなか高度な(?)WMでしょうか??
ピント外れなコメントでしたらごめんなさい・・・。
Rédigé par: editor | 10 déc. 2008 11:42
傍観者さん
傍観せずにコメントくださりありがとうございます。
私にとってちょっと意外だった(あまり気づいてなかった)のは,
覚えるべき素材の入力が,必ずしも視覚モダリティでなくてよい,ということでした。
ということで,「ラジオで実況中継」というのはナルホドねぇ,です。
Rédigé par: mochi | 10 déc. 2008 20:07
editorさん
もしかして,
私にとって「編集者」という文字や音韻情報が「脅威情報」である,
ということをご存じの,editorさんでしょうか...
そうであってもなくても,お仕事内容に即したコメント,ありがとうございます。
校正,はたしかにそうですね。
ふたつ並べて比較するというときに,
どうしても一方を見て(→いったん覚えつつ→)他方に重ねる,
という作業をしていますね。
「1つ」を探す,というのは面白い例かもしれません。
ここで覚えているのは,どちらかというと空間ではなく
オブジェクト情報ですが,
それを使った処理そのものは空間的ですから。
Rédigé par: mochi | 10 déc. 2008 20:17
脅威に感じられたくないので存じているとは申しませんが…、そういうお話を伺ったことはあるかもしれません。(哀)
なるほど、オブジェクトと空間は区別しなければいけないのですね。 根本なところで申し訳ません。。
空間が入るなら、運転・操作、描画・ディスプレイ、スポーツ・詰め将棋、など、思い浮かぶのは複雑な活動が多いです。
Rédigé par: editor | 11 déc. 2008 12:14
いえいえ,脅威に感じるのは
当方にうしろめたさがあるわけなのでして...
object WMとspatial WMを分けるというのは,
「神経心理学的な/認知神経科学的考え方ゆえの偏り」ですね。
私や,ここをご覧の方々の一部の。
Rédigé par: m0ch1 | 11 déc. 2008 20:56