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24 janv. 2009

090124[mz3]大学生のdrinking,smoking,gamblingとBAS

090124[mz3]-2 BAS/BIS; alcohol use; smoking, gambling
Distinguishing BAS risk for university students’ drinking, smoking, and gambling behaviors

BAS@Grayの下位因子(報酬反応性,欲求動因,報酬体験追求)とBISが,
drinking, smoking, gambling(←脚韻が小気味よいけど,よろしくない行動の代表的3点セット)の
頻度や量的程度にどう関与しているか。
大学生対象。


◆ロジスティック回帰; 「するかしないかイチゼロデータ」
・報酬体験追求Fun Seeking →(+)→ drinkerとsmoker↑
・gamblingはBASでもBISでも予測されない

◆線型回帰; 「頻度と量的程度」(「する人」だけ対象のデータ)
・報酬体験追求 →(+)→ drinkingの頻度・量
・欲求動因    →(+)→ gamblingの頻度・量
 報酬体験追求 →(-)→ gamblingの量
・smokingの頻度・量は予測されない。
・いずれにも,BISは全然絡まない。

・「報酬反応性」は絡んでこないんだな。


 *


「報酬体験追求」が高いと,ギャンブルに費やす金の量が少々「減る」というのは意外な。
※自分...smokerでdrinkerだけどnon-gamblerなので,
  「報酬体験追求傾向高い」(けど欲求動因低め),などというパターンで
  説明されちゃうんだろう。   あ,大学生じゃないか。「過去形」にしても当てはまるが。


「学生担当教員」というお役目を担っている教員のひとりとしても。

「基礎実験」でBIS/BASを使っている心理学教員のひとりとしても。

気になった次第。

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