平成21年度卒論折衝第三号案件
今期3人目。
ぜったい外せない(らしい)F感情についての研究を,とのことでご相談。
Fっぽい「特性」ではなく,状態的なF感情にフォーカスを当てたいとのこと。
それに関わるG効果に今のところ関心があるご様子。
実験的。
持参された先行研究論文はG効果に関するものであったが,
そのG効果にダイレクトに関連する,というかそのものの,
過去の(よその研究室の)卒論を思い出し,
卒論要旨集を引っ張り出し,ふたりでああそうだよなあと確認したりしてみる。
したがって。
そういう先行研究にどのような新しい点を加えうるか,について議論する。
1)F感情を喚起するために刺激の呈示が必要だが(それが条件になっている),
そうはいってもF感情を喚起する刺激の種類にはいくつものバリエーションが考えられる。
...刺激種を細分化するような方向。
2)F感情を細分化するとか,もっとひねくれたものにするとか。
...F感情そのものをspecifyしていく方向。
3)先行研究ではどうやら,被験者にランダムに条件を割り振って,というスタイルだが,
やっぱり少し被験者特性とか,ふだんの被験者のF感情表出頻度を考慮してみるか。
...状態と特性の組み合わせを考える方向。
なんだかんだいって,1時間以上喋ってしまった。
*
「自己紹介」の書面を持ってきた人は,初めてだった。
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