090322[bx2]行為を観察して「何をしようとしているか」を推測する
090322[bx2]-1 action observation; pretend action(pantomime)
The Case of Pretense: Observing Actions and Inferring Goals
(Free)
物品使用行為の観察についてのfMRI。
Fig 1.のように,「(手にした)ペンで字を書いている」を観察する-real action-と,
「(手にした)はさみで字を書く"ふりをしている"」を観察する-pretend action-の条件を設定して,
これらの条件下での脳賦活領域の共通点・相違点を探っている。
脳のどこが...は,関心のある方には論文を読んでもらうことにして。
手にしている物品を異なるものに替えることで,
「物品そのもの」と「行為そのもの」を分離してみることができ,
純粋に「行為そのもの」の観察から「何をしようとしているか」を推測することになる,
っていうのは,
患者さんを対象とした神経心理学研究ではあまりなされていないですね。
(「その物品を手にしているようなつもりになって」=何も手に持たず,がメイン)
むしろ,「ある物品をあたかも別の物品のように使う(「使ってしまう」)」という意味で,
誤反応の一選択肢的位置づけになっているかと。
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