090405[bx2]IGTと脳活動の関連をもっと子細に検討しよう,という意思決定の結果
090405[bx2]-2 Iowa Gambling Task(IGT); decision-making
Distinct Roles of Prefrontal Cortical Subregions in the Iowa Gambling Task
有名なアイオワギャンブリング課題ですが,
これまでの知見はけっこうまちまちなんで,細かく検討してみましょうや,という研究。
general decision-makingは,anterior cingulate/medial OFC (BA 24/32/11),
「危険な山からカードをひく」ときには,
anterior cingulate gyrus/superior medial frontal cortex (BA 32 10/9)・
lateral inferior OFC (BA 47)・lateral inferior OFC/insula (BA 47),
その3領域と,
pre-SMA(BA 6/8)・二次体性感覚皮質(BA31)はタスクパフォーマンスに関係。
lateral OFCとpre-SMAの活動は,時間とともに変化(=「学習」に関係)。
線条体-視床は「勝ち」に関係。
こまかく検討することであれこれの領域がどのように関係するかが明らかになり,
先行研究にみられる知見の不一致も,ある程度説明できるようになるかもしれないが...
そのぶんあれこれ考えなくてはいけません,
この課題がどういう課題であるのかを。
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