090531[mz1]赤面している,ゆえにネガティブに評価されるだろう
090531[mz1]-1 fear of blushing; erythrophobia
I blush, therefore I will be judged negatively:
influence of false blush feedback on anticipated others’ judgments and
facial coloration in high and low blushing-fearfuls
赤面恐怖傾向の高群・低群の実験参加者に対して,サクラの参加者が
「顔が赤くなってますね」という偽のフィードバックを与え,その後
実験参加者が
a)どのように自己評価するか,b)頬の皮膚温がどう変化するか,
c)サクラはどのように実験参加者自身を評価すると思うか,
また
サクラが
d)実験参加者を評価した。
仮説は
1) フィードバックを与えると,c)がネガティブになる
2) フィードバックを与えると,特に低群でb)が上昇する
3) フィードバックを与えると,とりわけ高群でc)がネガティブになる
4) 高群ではc)とd)の差が大きい
→
1) ○。高群も低群も。
2) ○。
3) ×(高群でそういう判断バイアスが大きいというわけではない)。
4) ×(高群の被験者がよりネガティブに見られているわけではない)。
顔が赤くなっていると言われて,さらに赤くなるのは
赤面恐怖傾向の低い群であった。
赤面したのは久しぶり,と思っていたのですが,
やはりそうか。
(昔はよく顔を赤らめてました;いつから気にならなくなったんだろう)
しかし,相手にネガティブに評価されるだろう,とまでは思わなかったけど。
*
赤面恐怖の単語は erythrophobia 。
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