研究室研究会(院生)090604
徳島のおみやげ(お菓子とかお話とか)いただきつつ。
同行したおふたりの言い分のズレについて,面白く聞く。
※あれこれうちの院生をかわいがっていただきありがとうございました。遅ればせながら※
「理想自己」と「現実自己」のギャップという話からスタートして。
・ギャップを埋めるには,現実自己を理想自己に近づけるか,理想自己を現実自己に近づけるか,
理想を回避するか,という先行研究(某大学修士学位論文概要)
・「理想自己」を下げることを危機と感じることがあるかも/感じる人がいるかも。
・そういう先行研究はないみたいだが。
・で,そういうときどうするか。
・ホワイトボード使って図示説明は大変けっこう。自分も含めて何人か描いた。
そういうのをファシリテーション・グラフィックというのだ。
今度からホワイトボードの前にみんな立って研究会やってもいいくらいだったな。
・うまく実証的研究につながるといいなと思ってます。
実験しました→分析してみました→次の実験どうしましょう?
分散分析と相関分析の結果から明らかにされたことを説明され,
「次なる一手をどうするか」相談。
・三手くらい候補があったりする。
1) よく見てね,を増すための話。
2) 刺激種を変えても同様の傾向はみられるか,という話。
3) 刺激を刺激的に?という話。
・dwellとdisengagementは違うという高尚な話。もと論文読んでないから,どうわけるのか...
・「慈愛」にあふれているという自己申告は,初めて聞いた。嘘っぽい。みんな言う。
The spotlight effect and the illusion of transparency in social anxiety
対人不安が高い人のスポットライト効果,透明性錯覚(illusion of transparency)の検討。
高社会評価条件ではスポットライト効果が強まる。
透明性の錯覚の方は,条件による違いがみられなかった。
・それらの変数を,公的自己意識や私的自己意識を使った「引き算」で算出するのか,ふーん。
特に透明性錯覚の方は??
・なにやら被験者をしたことのある人々の,楽しげなゲームの話。
・「不透明性の錯覚」(私の内面は見抜けまい)"illusion of opaque"はないんだろうか。
・公明正大という話から,いつのまにか「わかりやすい私」の話になってしまう。
機嫌とか気分とか関心とか,とってもわかりやすいそうなんで...
研究室合宿(旅行)のお話。
来週は,必要があれば個別にお会いしましょう,という話。
必要があれば。
「 05. LAB. 【房】」カテゴリの記事
- 研究室研究会(院12-6)120531(2012.05.31)
- 研究室研究会(卒論12-11)120528(2012.05.28)
- 研究室研究会(院12-5+卒論12-10)120524(2012.05.24)
- 研究室研究会(卒論12-9)120521(2012.05.21)
- 研究室研究会(院12-4)120517(2012.05.17)
L'utilisation des commentaires est désactivée pour cette note.
Commentaires
発信先の特定の1人に自分が含まれているのではないかと(勝手に)判断し,初コメントさせていただきます。
初の大学関係来徳者(しかも複数人)でテンションが上がり,こちらも大いに楽しませていただきました。
そして自分にとっても,実は県内初観光でした。
「言い分のズレ」の辺りの話に若干興味が湧いております。
Rédigé par: すだち1号 | 05 juin 2009 12:05
いつもは恐れ多くてコメントできなかったのですが、私も初コメントさせていただきたいと思います。
誰がしっかりしていなかったか、真相はわかりませんが、とりあえず楽しかったという点は一致しています。
時間にルーズ、方向音痴などなどいろいろとありましたが、たくさん人数がいると補い合えるということを実感しました。とても感謝しております。
来年は先生もぜひご一緒に楽しい時間を過ごしましょう☆
Rédigé par: 院生4号 | 05 juin 2009 13:50
すだち1号さん
どうも。
そのとおり,そのおひとりです。
お世話になったようでありがとうございます。
(「悪いお兄さんなので注意するように」とは
あらかじめ言っておきましたけど(笑))
私,そちらの県に足を踏み入れたことがなく,
今回チャンスではあったのですけど。
また何かの機会に行ければと思っております。
どうっすか,2ヶ月経って。
Rédigé par: mochi | 05 juin 2009 14:49
院生4号さん
(まではいいけど,5号以降はどうなるんだろう?)
すだちキャンディーは試したが,納豆キャンディーはこれからです。
「言い分のズレ」を解説してくれてありがとう。
ま,旅行するときってその人の性格がよくわかるってよく言われてるしねぇ~
> たくさん人数がいると補い合えるということを実感しました。
そういうポジティブよりの解釈というか,否定的思考の緩和は,
マインドフルネスの賜物ということなのか(笑)
> 来年は先生もぜひご一緒に楽しい時間を過ごしましょう☆
うん。会員になったらな☆
Rédigé par: mochi | 05 juin 2009 15:01
ズレの正体が何となく見えてきた気がします。
3月までと比べると,職業的な刺激は増え(仕事量も・・・),プライベートの刺激は激減しました。
あと,「カエルは集団で鳴くと,ものすごくうるさい」ことを発見しました。
こんな感じですが,周りの人たちには本当に恵まれ,総じてこっちでの生活に満足しています。
こちら,観光するところはあまりありませんが,美味しいものは沢山あります。
是非うちの近所名物(?)「めちゃめちゃ生地のきめの細かいロールケーキ」を食べにいらしてください。
ちなみに現在,「悪いお兄さん」から「悪そうだけど実はちょっといいお兄さん」へ脱却を図っております。
ご協力,どうぞよろしくお願いします。
Rédigé par: すだち1号 | 05 juin 2009 23:04
「めちゃめちゃ生地のきめの細かいロールケーキ」
はぜひ~ あとは鶏とか魚とか?
出張の口実さえ整えばいつでもおうかがいします。
> プライベートの刺激は激減
やっぱどう転んでも「悪いお兄さん」だ。
でもな,
「悪い人って言われてたけど,実はいい人だった」と
「いい人って言われてたけど,実は悪い人だった」だったら,
前者の方がいいでしょう?!
...てことで,ちゃんと協力してますよ。
なんか,懇親会だけ参加した先生がいるというウワサも小耳に挟んでますけど。
Rédigé par: m0ch1 | 06 juin 2009 19:38
その他,ワカメ,イモ,などなど。
ご協力(…?)ありがとうございます。
ちなみに,「プライベートの刺激」とは,友人(後輩)たちと遊んだり,友人(後輩)たちと騒いだり,といった類の非常に健全な刺激であります。
いや,本当です。
もうひとつちなみに,懇親会だけ参加した先生は,学会最終日,遊覧船の先頭に座り大層ご機嫌でした。
Rédigé par: すだち1号 | 07 juin 2009 15:22
遅ればせながら「もう一人」です。
「懇親会だけ」なんて,なんて人聞きの悪いコト。
ちゃんと学会会場にも赴き,事務局長や先輩である大会会長にも挨拶をしたんだけどなぁ。その他は…ゴニョゴニョ。
遊覧船は楽しかったですねぇ(笑
m0ch1先生も機会があればぜひ。
以上,「悪くないパパ」でした。
Rédigé par: N | 09 juin 2009 11:37
Nさん
お待ちしてました。
すいません,偽りの情報に踊らされてました。
挨拶することが学会で一番大事なことですもんね。
「悪くないパパ」
きっとそうなんでしょう。なんとなく,だけど。
私と同じということで。
で,どうっすか,2ヶ月経って。
Rédigé par: m0ch1 | 09 juin 2009 21:26
>お待ちしてました。
どうもどうも。乗り遅れた感がありましたが,リコメントありがとうございます。
>すいません,偽りの情報に踊らされてました。
とんでもないです。
「解釈」の相違だと思います(笑
>私と同じということで。
そうですね
ということで。
>で,どうっすか,2ヶ月経って。
時間をかけて「移行期の適応」をしている最中ですが,けっこう快適です。
そして,ようやく「大学教員」になれたのか,という思いです。
専門教育に関われて幸せです。
Rédigé par: N | 12 juin 2009 14:36
> 「解釈」の相違
解釈バイアスの存在を,密告者に伝えておきましょう。
とはいえ,どちらがよりバイアスがかかっているのかを
どうやって定めればいいのか,この場合不明ですけど。研究しておきます。
> 専門教育に関われて幸せです。
そうですね。
私も現在のところに移ったときにしみじみ感じましたけど,
いまだに,その気持ちを忘れることはありません。
こういうこともまた
キャリア教育といえばキャリア教育ですかね。
Rédigé par: m0ch1 | 12 juin 2009 18:08