「耐えがたきを耐え忍ぶ脳」「トリプトファン・チャージ」
帰りの電車の中で読了。
『人の気持ちがわかる脳─利己性・利他性の脳科学』
タイトルにあげた2ヶ所(だけ)気になった。
耐え難きを耐え忍ぶ脳=腹内側前頭前皮質,
(不公平・不公正は島皮質前部)。
トリプトファン・チャージで不公平に対する許容範囲を広げ,
トリプトファン・オフ・ダイエットで許容範囲を狭める,という(現時点では)架空の状況。
係数αと係数βという話が出てくるのだけれど(後半はその路線で)
こちらを下敷きにしているそうだが...
たぶん私は読んでいない。
*
<機能的MRIでの「コントロール課題」>(p.41~)という記述が良心的だと思いました。
この手の本で,そういうところの説明はあまり見かけないので
(けっこう重要なところだと思うのですがね)。
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Commentaires
私の言語感覚では
「耐え」難きではなく
「堪え」難きという漢字ですが。
Google検索すると,
耐え難きの方がメジャーであることを確認しました
(2009年7月7日現在;こういう検索は日付入りが基本)。
本書に倣って検索してみる。
Rédigé par: m0ch1 | 07 juil. 2009 22:29