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08 août 2009

090808[y][bx2]bipolar disorderとamygdalaとfacesと"connectivity"

2本とも,「アミちゃん(amygdala)」と別のどこか(=「誰か」)とのconnectivityを,
bipolar disorder患者対象で,表情画像を用いて,fMRIで検討している点では共通。


090808[y][bx2]-1 amygdala; OMPFC; bipolar disorder; major depression disorder; fMRI
Abnormal Amygdala-Prefrontal Effective Connectivity to Happy Faces
Differentiates Bipolar from Major Depression

幸福表情と悲しみ表情写真の強さ評定中の,扁桃体とorbitomedial PFCの'effective' connectivity★を,
BD患者とMDD患者,健常対照群で比較する。

→幸福表情で,MDD(vs対照群)では,左半球のOMPFC→AMY(top-down)のconnectivityが,
 BD(vs.MDD & vs. 対照群)では,右半球のAMY→OMPFC(bottom-up)のconnectivityが
 低下していた。

★ 'functional' connectivityと'effective' connectivityは意味することが違っていて,
  前者は「相関」のようなもの。後者は因果のようなもの(つまりA→BとB→Aを別扱い)。
  そうなんだ...誰も教えてくれなかったので,初めて知りました。


090808[y][bx2]-2 amygdala; anterior cingulate cortex; bipolar disorder; DTI; fMRI
Functional and Structural Connectivity
Between the Perigenual Anterior Cingulate and Amygdala in Bipolar Disorder

恐怖表情・幸福表情・中性表情写真提示(で「性別判断」中の),扁桃体とperigenual前部帯状回の
'functional' connectivityと'structural' connectivityを,BD患者と健常対象群で比較する。
構造的な方はDTI。

→恐怖表情でも幸福表情でも,BDでconnectivityが低下。
 でそのAMYとpACCをつなぐuncinate fasciculus/ventrofrontalな白質の
 fractional anisotopy(FA; DTIによる指標,らしい)☆とconnectivityは有意な正の相関が。
 つまり,これらをつなぐ白質線維の異常がBDの情動処理機能低下の一因らしい。

☆ 誰も教えてくれないので,論文読んで学習するしかないですな。
 

今日は妻も外出していて,
これからひとりさみしくご飯を食べるという趣向です。
記事には関係ないプチ情報。

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