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13 août 2009

090813[bx2]急性ストレス状況下での記憶増強のメカニズム

090813[bx2]-3 stress; memory enhancement; PTSD
Stressed Memories: How Acute Stress Affects Memory Formation in Humans

斜め読みもいいところですが,
(映像的にストレス状況を作り出して)その後の記憶への効果を調べるというスタイル。


1) 映像的に与えられたストレスによって,一次視覚皮質,下側頭皮質の活動が高まる。
2) 一次視覚皮質の活動上昇は,後の記憶成績にネガティブに作用し,
3) 下側頭皮質の活動上昇は,後の記憶成績にポジティブに作用する。
4) 符号化時の海馬活動が減少している 方が,後の手がかり再生の成績がよろしい。


結論として,

感覚情報処理がhypervigilantになる

  → noise reductionをする(下頭頂皮質) 
      & ストレスホルモンによってplasticityのモードが最適化される

    → 海馬に,必要な情報だけを送る(活動は少なくめでよい?!)。

      → 結果的に,ストレスフルなaversiveなものは,よく覚えられる。

ということになるらしい。

もちろん,PTSD研究などのフラッシュバック的な側面と,
記憶想起の回避(とか「思い出せない」とか)の側面の
二面性ということを考えさせられる研究です。

覚えてしまう側と,覚えさせない側があるということ。
内容的にも。
脳のメカニズム的にも。

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